前回の続きで、熊本県の古墳巡りについてです
山鹿市城の馬塚古墳を見てきました
前回掲載した城横穴群から、南へ徒歩20分弱
径約30mの円墳で、複室構造の横穴式石室あり
6世紀代の築造
かつて立派な馬具類があったことで馬塚と呼ばれ「馬の神様」として信仰されてきたそうです
第2玄門に3色の三角文、奥室にも装飾がありますが、石室は非公開です
元々天井石もなく復元されたのですが、風雨にさらされた状態で、よくぞ装飾が残っていてくれたなぁと思います
横穴式石室は、第2玄門のまぐさ石上部に空間(窓状施設)がある形で復元されているようです
これは、佐賀県の田古里古墳のまぐさ石ですが、上に空間があり、イメージとしては似た構造です
九州には、窓状施設のある石室がちらほらとありますね
昨日は、有楽町朝日ホールで開催された「桜井茶臼山古墳」の講演(主催/奈良県立橿原考古学研究所)に行ってきました
奈良県って、桜井茶臼山古墳のような大型古墳や魅力的な古墳が多いので、別荘でも買って古墳巡りしたいです~
東京の自宅→奈良県の別荘とを行き来する生活を夢見ているのですが、なんと実行されている人を見つけました(笑)
古墳ざんまいじゃないですか羨ましいです
私もいつか古墳用の別荘を
…って、叶わぬ夢を見ている日々です
(参考文献)山鹿市教育委員会文化課「山鹿市の指定文化財 改訂版ーふるさとの文化遺産ー」平成23年3月