前回の続きで、広島県竹原市の古墳巡りについてです
新庄町の横大道古墳群・2号墳を見た後、隣接する1号墳を見てきました
竹原市には「円墳」で登録されていたので、そうなのだと思っていたところ
2013年の調査で前方後円墳かもという説が出ていたことを後で知り、その目線でも見てくれば良かった~と後悔
手前が2号墳で、奥にこんもりと見えるのが1号墳
1号墳は、直径約18mの円墳とされています
1・2号墳を前方後円墳として見たとしても、大型ではないですね
石室全長9.4m、この古墳群では最大です
6世紀後半の築造
玄室長さ約5m、奥高さ約3m、幅約2m
2号墳石室と構造が違いますね
ここから金銅製の冠が発見されているので、被葬者はタダ者じゃありませんね~
古墳ファミリーのカマ○ウマさんたちがいるし、床に水がたまっていて、奥には行けませんでした
水たまりにハマるのでこれ以上下がれず、変な角度で撮れてしまった袖石です
一旦道路まで戻り、斜面を下ると11号墳があります
あるとはいっても、側壁と奥壁の残骸?ですね
少し東にある7、8号墳も見たかったのですが、蚊がすごいのでここで退却しました
帰宅後、埼玉の「本庄早稲田の杜ミュージアム」にも行ってきましたよ
(写真撮影許可いただきました)
通称・笑う埴輪(楯持人物埴輪)に会ってきました
アハハッ
笑っているけど、実は威嚇していると考えられています
おまけに、口元に白い石を入れて歯を表現していた可能性があります
(注)インプラントではありません
威嚇というか、友達になれそうな表情なので、戦いは始まらないと思いました
(参考文献)脇坂光彦・小都隆 編著「百聞よりも一見 探訪・広島県の考古学」渓水社