前回の続きで、石川県の古墳巡りについてです
能美市の秋常山古墳群で1号墳を堪能した後、すぐ横の2号墳に向かいました
向かいましたといっても、1号墳近くの階段上がるとすぐで、あっという間です
1号墳のすぐ横にあるため、1号墳の被葬者と何か関係があると考えられていますでも、築造時期が1世紀くらい離れているので、どうなんでしょうね
きっちり整備されている方墳です
東西約32.5m、南北約27m、高さ東側で約4.8m、西側で約2.8m5世紀半ばの築造
墳丘上にあがると、埋葬施設を覆った埋葬見学施設がありました
ガラスは曇っていないのですが、少々見えにくいです
長さ約3.3m以上の粘土槨、長さ2.6mの木棺があったそうで、これを横からも見学できるようになっていました
埋葬施設展示室に入り、ガラス越しですが近くで見学可能なんです
わぁぁ~
埋葬品に竪櫛10枚、臼玉1850点がありました
櫛を髪にさし、臼玉のネックレスを身に付けた人を想像すると、何だか女性っぽい気がしてきませんか
被葬者は巫女のような女性ではという説があり、確かにその可能性はあるなぁと感じました
墳丘から見える2つの丘陵、左側に和田山古墳群、右側に末寺山古墳群があります
(もし違っていたらごめんなさい)
周辺の古墳群の発掘品は、能美ふるさとミュージアムで展示されているのですが、なんとこの日は休館日でした(笑)わざわざ東京から来たのに、ショック
博物館に行ったら休館日だったということが、もう何度もありますでも、そんなのはまだいいかもしれません。
エジプトに行った時、「今日は銃撃戦があったので、博物館に入ることができません」と言われたことがありました
戦争とかテロとか、そういうの無くなってほしいですね。
日本はものすごく平和なんですよ、ほんとに。そこは日本に感謝ですよね
(参考文献)能美市教育委員会「秋常山古墳群ガイドブック」2022年6月