前回の続きで、滋賀県長浜市の「王陵の里」で古墳巡りをしたお話です横山丘陵の尾根に並ぶ古墳を見た後、山を下りて平地に向かいました
赤い丸をつけましたが、丘陵近くの垣籠(かいごめ)古墳、東側の丘陵上にある古墳、計2基をレポートします
垣籠古墳は、道路から見えるのは前方部で、後円部は削平されほぼない状態です
全長60m、周濠含むと全長80mを超える前方後円墳
5世紀末頃~6世紀初頭の築造
地元の伝承では、応神天皇の息子・若沼毛二俣王(稚野毛二派皇子)の古墳だということですが、あくまでも言い伝えですからね~
少し離れて、東側から全体を見たところ
矢印のあたりから後円部があったのではと思います
南側に回ると、元後円部があった近くに説明看板が立っていました
消えかかっていて、かなり読みにくいです
上がらせていただきましたが、木が刈られていてお手入れされているようで良かったです
お社がありました
前方部の社殿から後円部の方角を見たところ
土盛りが切れているところから先に、元々後円部がありました
横穴式石室があった可能性が高く、過去には鏡や直刀などが出土しています
すぐ東にあるオサキ山古墳は、現地看板によると前方後円墳です
柵があり、入ることができません
でも、「王陵の里」案内板では、ほぼ総山古墳3号(円墳)の位置にあるので、オサキ山古墳は総山古墳3号のことなのかもしれません
「王陵の里」は、とても見応えのある古墳エリアでしたこんな古墳話を聞いてくれる友達がいるので、たまにカフェで会ったりするのですが
最近のお気に入りはコチラです
アイスクリーム大盛りミルクティー
「大盛り」とか「おかわり無料」っていう言葉が大好きです大盛りのアイスクリームを食べながら前方後円墳トーク、私にはもうたまらない時間なのです(笑)
(参考文献)滋賀県教育委員会事務局文化財保護課「No.041 垣籠古墳」平成16年3月