前回の続きで、滋賀県の古墳巡りについてです
長浜市垣籠町・横山丘陵の古墳が並ぶ「王陵の里」を歩きましたが、今日は北側を掲載します
ここの古墳群は、北側に行くほど古いと考えられているので、前回よりも今回掲載の古墳のほうが古いようです
赤い線、赤い丸のところにある古墳を見ました
でも、ここの古墳はどれも墳丘がわかりにくいのです
織田信長vs浅井長政による「姉川の合戦」で、古墳が砦として使われるなどして影響を受けたためです
小倉古墳1号、前方後円墳
矢印のあたりに看板があるので、古墳の位置はわかります
下から見上げたところの写真です
小倉古墳2号、前方後円墳
現地に行くと、肉眼だと墳丘はわかります
龍ケ鼻古墳1号、前方後方墳
まったくもう、落ち葉に埋もれた同じような写真ばかりになりますが
ここは、龍ケ鼻砦として、信長が本陣を置いた場所です
龍ケ鼻古墳4号、方墳
マニア様にしか喜んでいただけない地味な写真ばかりですが
龍ケ鼻古墳群4基は、前方後方墳、方墳、円墳で構成されていて、数は少ないのに3種の墳形が楽しめるお得な古墳群となっています
ズンズン下ると、山ケ鼻古墳まで行けます
前方後円墳で、矢印のあたりに古墳看板があり、その手前が前方部だったような気がします(記憶違いでしたらすみません)
一旦丘陵を下り、最北端に行くと茶臼山古墳があります前方後円墳、全長91m
古墳時代中期の築造で、測量調査のみ行われています
ここも信長が砦として利用しましたが、古墳って砦としてちょうど良かったのでしょうね
茶臼山古墳の横にある西山古墳は、円墳でしたが削平されています看板のみ
この自転車は、今回お借りしたレンタサイクル「古墳オタク号」です勝手に命名しました
暑い中、古墳巡りするのは大変なので、博物館で考古資料を見たりなどもしています
動物と戯れるのも楽しいのですが、動いてくれませんでした残念
メェ~
(参考文献)滋賀県教育委員会事務局文化財保護課「No.040茶臼山古墳」平成16年3月