7月31日に富山県の古墳巡りについて書いていましたが、その続きです
高岡市太田にある桜谷古墳を見てきました元々13基以上あった古墳群で、1号墳&2号墳が国指定史跡となり、整備されています
氷見線・JR雨晴(あまはらし)駅からこの曲がり角まで来たら、奥に進みます古墳までは徒歩約15分くらい
令和5年の現地看板なので、最新情報となります
現在、古墳はほとんど畑になってしまい、1号墳&2号墳と、陸橋の下にある13号墳は保存されていますが、その他は確認できなかったです
1号墳は、周溝の発見により前方後方墳の可能性が高まったようです❗全長62m
4世紀初頭の築造
う~ん、美しいです
墳丘上部は一部削られていますが、3段築成っぽく見えますね
後方部のすぐ横に、以前は3号墳(円墳)があったようですが、今は不明です
道を挟み、反対側に2号墳があります
右には5号墳もあったようですが、削平されていますね
2号墳は、前方部が短い帆立貝形の前方後円墳
全長50m4世紀中頃築造で、石釧が見つかっています
矢印のあたりに、崩れ気味ですが短い前方部が残っています
その先に日本海が見えて、眺めサイコ~
前方部の先に元々9号墳(円墳)があり、そこから内行花文鏡が出たことをきっかけに、周辺の調査が始まったようです
2号墳から1号墳が見えます
1号墳の後に2号墳が築造されていますが、こちらのほうがやや高い位置にあると思いました
桜谷古墳は、海上交易で活躍した海人集団の王者の墓と考えられています
帰りは、また「雨晴(あまはらし)駅」から電車に乗りましたが、珍しい駅名だと思いました
源義経が雨宿りしたという岩があるので、その言い伝えが駅名の由来となっています
駅名としては、岡山県の「宮本武蔵駅」、宮崎県の「土々呂(トトロ)駅」も、なかなか面白いですね
北海道の「二股駅」には、ちょっとビックリ私も若い頃にやってみたかっ…なんて、まあひとり言ですよ~(笑)
(参考HP)高岡市「ほっとホッと高岡 桜谷古墳」