前回の続きで、山口県の古墳巡りについてです
宇部市東岐波にある月崎岬古墳群を見てきました
砂浜からすぐの古墳群です
最寄りはJR岐波(きわ)駅で、徒歩20分少々
イメージ的に、赤い丸のあたりです
目印あり
入って右に進み、丘陵を上がります
開けた丘の上に出ると、説明看板と横穴式石室の石材が登場します
6世紀末~7世紀初め頃の古墳群で、3基の古墳があるのですが、すでに墳丘は失われています
一番残りのいいものがこちらです
これも、まあ横穴式石室の形はわかるかなぁという感じです
もう少し残っていてくれたら嬉しいのですがここでは、古墳群の立地に注目です
海が目の前なので、漁労で生活していくことができますね
もう少し先に箱式石棺もあるのですが、電車の時間を考えてここで退却しました
古墳群入口からすぐの浜が、景色サイコーでした
岩に座って海を眺めていたら、東京生活で薄汚れた私の心がキレイになりそうです(笑)
古墳群の横に縄文遺跡もあるのですが、大分県姫島の黒曜石が発見されていますこの浜から約40km離れた姫島まで、丸木舟で黒曜石を取りに行っていたのです
瀬戸内海なので、大きな波がなく行きやすかったのもあると思いますが、行動力がすごいですよね
景色に癒されるので、月崎岬古墳群は墳丘はありませんがおすすめで~す
(参考HP)山口県立山口博物館「山口県立山口博物館 収蔵紹介 考古」