6月の下旬に、山口県で古墳巡りをしてきました
この時はあまり時間がなかったので、見たい古墳を絞りました![]()
まずは、山口市大内御堀にある大内氷上古墳に向かいます![]()
バスで近くのスーパー(ゆめタウン)で下車、そこから山の麓まで行きます![]()
小さな看板と、その左に民家があります![]()
民家のすぐ横を通行することになるので、静かに通らせていただきました![]()
蚊がすっごいので、この時期に行くのはおすすめしません![]()
だったら行かなきゃいいのにと、自分でも思いました(笑)
蚊と戦いながら山を登ると、ありました![]()
全長28mの前方後円墳で、5世紀中葉から後半の築造![]()
このあたり、弥生時代の高地性集落だったようです![]()
標高80mの位置で大内盆地を広く見渡せる場所にあり、可視範囲が被葬者の勢力範囲だとすると、なかなかのリーダーだったかもしれませんね![]()
後円部に、役行者を祀る祠が建てられています![]()
元々は竪穴式石室があり、弥生の箱式石棺墓の系譜をひく形式だそうです![]()
後円部から前方部を撮影したところ![]()
前方部から後円部を見たところ![]()
前方部はよく形が残っていると思いました![]()
山の中なので少々暗く、写真は少し明るめに加工しています![]()
4月には奈良県の山でも古墳巡りをしていたのですが、古墳で萌え萌えしていた時に、男性の悲鳴が聞こえてきたんですよ![]()
びっくりして悲鳴の方向を見たところ、おじいちゃんが山道から転落しかけて木に捕まっているのが見えました![]()
これは110番だと思っていたら、おじいちゃんは自力で上がってきました![]()
おじいちゃんは山頂の山城に行っていたみたいですが、遺跡や古墳巡りでは、歩き方などに気をつけないとヤバイです![]()
山に入る場合は、ほんとに注意しましょうね![]()
(参考文献)渡辺滋・倉田研治「山口県立大学学術情報 第16集」2023年3月






