前回の続きで、熊本県山鹿市の古墳巡りについてです
山鹿市は横穴王国なのですが、有名な前方後円墳や円墳もありますチブサン古墳・オブサン古墳です
この2基は熊本を代表する素晴らしい古墳ですが、私は目立たない地味め古墳も大好きなのです
熊本県立装飾古墳館の南、岩原八幡宮のすぐ近くにある鬼塚古墳は、東西26.5m、南北22.3m、高さ5mの円墳
(現地看板では径約15m)
古墳時代後期の築造
大きい古墳ではなく、こちらのほうが町内会長クラス(?)って感じで身近に感じます
南斜面側が平坦に削られて、観音堂が立っています
北側斜面には、石材が露出横穴式石室があると考えられています
鬼塚古墳から北に約6km、こちらは有名なチブサン古墳前方後円墳で、全長約44m。6世紀前半の築造
横穴式石室の玄室には石屋形の埋葬施設、3色で描かれた人物などの装飾があることで知られています
オブサン古墳は、6世紀後半頃築造の円墳で径22m
横穴式石室に向かう道の両側に突堤があり、特異な形をしています
どうしてこんな珍しい突堤をつけたのでしょうイケてるカリスマ古墳デザイナーがいたのかもしれませんね
オブサン古墳の横穴式石室は、柵はありますが常時見学OK
全国の古墳を見ていると、このような珍しい古墳に出会うことがあります「珍古墳写真展」を都内でやりたいのですが、マニアックすぎて会場ガラガラかもしれませんw
でも、そろそろ古墳愛を形にしていきたいので、まずはオリジナル古墳グッズを作ろうと思います
友達は、だ~れも喜ばないかもしれませんけどね(笑)
(参考文献)山鹿市教育委員会文化課「山鹿市の指定文化財」平成23年3月