前回の続きで、熊本県山鹿市の古墳巡りについてです
6世紀代築造とされる山鹿市小原の長岩横穴群に行きました横穴に装飾があることで知られています
16号線沿いに、長岩横穴群の石柱が立っています石柱から入り、民家の横を通らせていただいて向かいます
石柱より北の、崖が見える位置からの写真です
高さ10m前後の崖が続いていて、約500mの間に120基の横穴墓が造られています
120基中、装飾のある横穴は12基(現存は11基)
詳細のわかる資料を持ち合わせていないので、何号横穴かわかりませんが、入らせていただきますね
屍床が3つ。奥壁沿いの1は、縁取りもつけて丁寧に造られている感じがしました
矢印のところは、おそらく棟木を表現していると思いますが、左右の高さが違っていますね
(説明上、1~3と呼びました)
この横穴は、急な斜面を上がるので足元に要注意
同じく屍床は3つです
これらの西側にある108号、109号の横穴付近に、お目当ての装飾があります
109号入口の真上に、人物と靫が見えます
靫には5本の矢が入っていました
よお~く見ると、腕に袖のようなものが見えたので、衣類を着用しているようです
この左に、盾も2つありました。
48号に人物、101号にも馬など他にも装飾があり、横穴が2段重ねで造られているところもありますが、見る時間なくここで時間切れ
レンタサイクルで移動していたので、返却時間が近づいてきたんです(泣)ゆっくり来ないともったいないですね~
おまけ
古墳巡りしていたら、斬新なカカシ?を見かけました
シュールなカカシですね
近くの古墳を守ってくれているのかもしれません
(参考文献)山鹿市教育委員会文化課「山鹿市の指定文化財」平成23年3月