前回の続きで、熊本県山鹿市の古墳めぐりについてです
岩野川西岸の崖面にある、付城横穴群を見学してきました
6世紀代の築造で、96基の横穴墓が上下5~6段にわたり造られています
195号線をトコトコ歩いていると、横穴群への入口がありました説明版は矢印のあたりです
上がると、横穴が並んでいるのですが
どれもこんな感じで、埋まりかけなので入ることができませんね
下調べせず来てしまったので、どれが何号横穴なのかもわからず、資料もないので途方に暮れていたところ
あっ
これなら入ることが出来そうです見学させていただきます。
(後から49号横穴であることを知りました)
手が震えて、どの写真もピンボケしていました…
4月下旬ですが、もう暖かいから虫が大量にいたのです
超虫嫌いの私を襲う、小さな魔物たちと戦いながらの撮影
おっ、右側の壁に大きな穴がありました
北側に向けて通路がありましたので、進んでみました後世に掘られた通路は、48号横穴へと向かっています
48号横穴には、奥壁に沿って屍床がひとつ
白色顔料による装飾があるようですが、この日は知らなかったので見逃しています
東に開口する入口は埋まり気味なので、47号横穴から入るのが良さそうでした
来た通路を戻り、47号横穴から外に出ましたが、今回は下調べ不足で後悔300%石屋形の埋葬施設が4基あり、特に67号横穴の造りが素晴らしいのですが、入口がどれなのかわからなかったですしね(泣)
複室の横穴も1基あるそうです
横穴群のすぐ上から縄文時代の土偶が発見されているので、丘陵上には縄文時代の痕跡があるのでしょう
たまにはオシャレなフレンチとか行ってみたいのですが、横穴ばっかり潜っているようでは女子らしさに欠けますね
あ~あ(笑)
(参考文献)山鹿市教育委員会文化課「山鹿市の指定文化財 改訂版ーふるさとの文化遺産ー」平成23年3月