前回の続きで、鹿児島県の古墳巡りについてです
肝属郡肝付町の塚崎古墳群に行きました
日本最南端に位置する前方後円墳があるので、それを見るためです
パンフレットによると、今のところ前方後円墳5基、円墳54基、地下式横穴墓29基があり、4~5世紀の築造とされています
バスは1日5本、降りたらすぐに円墳がいくつか見えましたその先に資料館があるので、勉強してから古墳群を回るのがオススメ
現地看板に赤い矢印を3つ入れましたが、主にこの3基を載せますね
まずは、一番の目的である日本最南端の前方後円墳・51号墳へ全長52m、4世紀の築造
最上部の赤い矢印の位置にあります
ですが
藪になっていました
標柱はあるので位置はわかりますが、撮影が難しいですw
後円部に上がらせていただきましたが、前方部が見えにくいですね
前方部から後円部を眺めましたが、形状がよくわからず残念でした
でも、安心してください!他の古墳なら見学できますよ!
(お笑いの安村さん風)
この11号墳も前方後円墳で、全長41m
適度に木が伐採され、前方後円墳の形はちゃんと見えました
こちらは1号墳ですが、円墳の墳丘に樹齢1300年以上と言われているクスの木が生えていました
クスの木に空洞(ウロ)があり、住めそうな大きな穴でした
その他、畑の中なので近づけませんが小円墳がいくつかあり見えないですが、地下式横穴墓も畑の円墳近くに多数あるようです
31号墳からは、5世紀前半の大阪産や愛媛産の初期須恵器が発見されており、須恵器としては早い時代のものですね
新しいものを先取り!でしょうか
大阪や愛媛と交流があったようです
時代を先取りした当時の人は「どーだコレ、最新の須恵器だぜ!フフン」みたいに鼻が高かったのかな!?と思いながら古墳群を後にしましたw
(参考文献)肝付町教育委員会「塚崎古墳群」パンフレット制作年度不明