昨年見た古墳なのですが、今日はその古墳についてレポートします
2022年11月に見学した、大阪府高槻市塚脇の塚穴4a号墳です![]()
径15mの円墳で、6世紀中葉の築造![]()
時間があれば事前に資料で調べてから行くのですが、この時は知識ゼロで行ったので、どういう古墳なのか把握せずに訪問しました![]()
道路沿いの茂みの中にあるので、わかりにくいです![]()
横穴式石室を覗いて、あっ!と気づきました![]()
羨道の側壁に、数字や線が書き込まれています![]()
これは移築ですね~![]()
後から知ったのですが、道路工事で削ることになった古墳群のうち、1基の石室がここに移築されてきたようです![]()
石室のみ、墳丘はありませんでした![]()
玄室長2.8m、幅2.1m![]()
金環、馬具、鉄鏃が発見されています![]()
思いっきり左片袖の石室![]()
出来るだけ古墳は現地にあって欲しいのですが、道路工事でなくなるのは、現代においては仕方ないですね![]()
つい数日前に見た、熊本県山鹿市の古墳も移転したものでしたが、こちらは石室だけでなく丸ごと復原です![]()
県立装飾古墳館のすぐ近くにある横山古墳は、墳丘長39.5mの前方後円墳
6世紀後半の築造![]()
石室内に、顔料を使って書かれた装飾があり、公開日があるようです![]()
今は重機で土を運んだりできますが、古墳時代の人々は古墳築造が手作業なので大変ですよね![]()
この横山古墳は墳丘長39.5mですが、大阪府の大仙陵古墳は墳丘長486mですからね
486mとなると、10トンダンプカー27万台分の土なのだそうです![]()
古墳時代の土木パワー、改めてすごいと思いました![]()
(参考文献)京都府埋蔵文化財センター「淀川水系の古墳を考える」2019年11月セミナー資料





