前回の続きです
滋賀県長浜市・古保利古墳群を堪能した帰りに寄ったのが、高月町の姫塚古墳です
古保利古墳群を横断してボロボロに疲れていましたが、姫塚古墳は滋賀県内最大級の前方後方墳なので、ひと目見ておきたく訪問しました
近くを歩いていると、姫塚古墳の西側が見えてきました
看板には前方後円墳と書かれているのですが、平成13年の調査で前方後方墳であることが判明しました
全長80m前後、周濠を含めると115~120mあったようです
4世紀中頃の築造
東からだと全体が見えますが、墳丘が崩れ気味でした
前方後方墳って、山陰や東日本の一部に多いのですが、滋賀県にもいくつかあります
後方部に上がらせていただきました
後方部から前方部を見たところ
もうわずかしか残っていないので、うちわの柄の部分のような細さになっています
後方部は、崩れてなくなっている部分もあるので、全体の形はもう確認しにくいですね滋賀県内最大級ですから、かなりの権力者が埋葬されていたのだと思います
おまけ写真(驚いたこと)
香川県高松市の駅で電車に乗ろうとしたのですが、駅の入口が鳥居になっているんですね
いやいや、これは私の勘違いで、駅の入口階段はこの右側にありました
駅看板の横に鳥居があるので、鳥居の奥が駅なのかと思っちゃいませんか(笑)面白い駅でした
(参考文献)滋賀県教育委員会事務局文化財保護課「姫塚古墳」平成16年3月