前回の続きで、大分県の古墳巡りについてです
大分市賀来にある丑殿古墳を見学してきました横穴式石室がある古墳ですが、大分市内に横穴式石室を持つ古墳はここを含めて4基丑殿古墳は貴重な存在です
※大分市に古宮古墳というのもありますが、こちらは横穴式石室ではなく横口式石槨です
6世紀後半の築造で、円墳と考えられています
丑殿古墳は公民館の裏で、目印の看板もありました
公民館の裏手に回らせていただきますね
建物の裏に、横穴式石室が見えました公民館と近すぎてビックリです
南に開口する横穴式石室は、羨道長さ4m、玄室奥行2.5m、幅2.5m、高さ2.1m
入室は出来ませんが、中は柵越しに見えます
向かって左側の羨道
その先には小さな石祠があります
鉄骨が入っていて、崩れ防止対策でしょうね
あ~っ、家形石棺があります
家形石棺のフタは割れていますが、4つの縄掛け突起は残っています
古墳の被葬者は、壬申の乱で活躍した大分君(おおきだのきみ)の何代目かの先祖の一人という考え方があります
今回、大分古墳旅で地元の方とお話させていただき、丑殿古墳まで連れてきていただきました大変お世話になり、感謝です
本日のおやつ
およげたいやきくんのモデルになったお店として知られている、麻布十番の浪花家総本店でたい焼きを買いました
1匹200円皮薄め、あずきたっぷりでまいうーでしたよ
(参考文献)「古代史の海」の会
「古代史の海」 第68号 2012年6月