前回の続きで、大分県の古墳旅についてです
大分市本神崎の築山古墳に行きましたJR神埼駅から徒歩15分弱くらいです
築山古墳は、女性の首長が埋葬されていたことで知られているので、以前から気になっていました
神崎八幡神社の境内にあるので、お邪魔させていただきます
前方後円墳で、5世紀初め頃の築造
ふたつの組合式石棺に計4人埋葬されていて、そのうち2人が女性だったことがわかっています
全長90m看板後方が後円部、径40m
この写真で言うと、右手に前方部がありますが、後世に作られた道で切断されていました
まず後円部で、写真撮らせていただきますねと手を合わせてから
組合式石棺は、北棺と南棺があるのですが、このお社には南棺が眠っていて、3人埋葬されていたそうです
うち1人は50代で性別不明、身長159cm。
もう1人も性別不明、身長138cm。
※男性と記載している資料もあり
この2人に挟まれるようにして真ん中に埋葬されていたのが女性で、身長147cmこの女性が首長だと考えられています
南館と並ぶ北棺は、南棺よりやや小さめ
50代の女性が単独で埋葬されていました
後円部北側は削られていますが、それでもよく残ってくれました
女性が活躍していたようで、同じ女性として嬉しいです
海外では女性が首相っていうことありますし、現代だって女性すごいんです
私はへなちょこなので、何もできません早起きが苦手ですから、そもそも根性がありません(笑)
古墳巡りだけ頑張ります(いや、仕事ちゃんとしないとw)
(参考文献)大分県教育委員会『大分県文化財調査報告 第15輯』1968年