昨年12月の古墳旅についてです
静岡県伊豆の国市にある平石4号墳を見てきました
約50年前には、周辺に古墳が10数基あり、現在は6基(町史では5基)
扁平な屋根をもつ変形の家形石棺があるそうです
家形なのに扁平
どういうものなんでしょうね
最寄りは伊豆箱根鉄道・田京駅で、結構な坂を上がるので息が苦しいです(笑)
古墳看板がありました
経14m、高さ3mの円墳
7世紀中葉の築造
なぜか羨道に挟まっている、組み合わせ式の家形石棺
引っ張り出そうとしたのでしょうか
落ち葉でいまいち見えませんが、確かに屋根が扁平っぽいですね
9枚の石を組み合わせた石棺なのですが、箱って通常は6面ですから、どの部分の石材を増やしたのでしょうね
奥壁は、気合いを感じる1枚
玄室に入るには、石棺を越えなくてはなりません。
迷いましたが、手を合わせてしっかりお願いしてから入らせていただきました。
4号墳の北東に5号墳の跡があるのですが、恐らくこれは天井石かな
4号墳の真下に1、3号墳の石材があるようですが、木がわっさわっさしていて見えませんでした
自由に見学できて嬉しいのですが、貴重な石棺が羨道に挟まっている?ため、野ざらしなんですよね
うぅ~ん、屋根をつけてあげたいと思ってしまう古墳見学でした
(参考文献)伊豆の国市観光文化部文化振興課「大仁町史 通史編 原始・古代・中世・近世」平成26年3月