年末に行った鳥取県の古墳巡りをレポートします
まず、倉吉駅でレンタサイクルを借りました
最初に見学したのは、倉吉市福庭にある福庭古墳です
美しい横穴式石室を見たくて来ました
波波伎神社まで行くと、奥に古墳説明版があります
黄色のロープがあり入ることが出来ませんが、左に進めば古墳の見学は可能
経35mの円墳と考えられていますが、方墳説や多角墳説もあり
7世紀前半の築造
以前は複室構造と考えられていたようです
令和4年の古墳看板だと、複室構造ではなく、手前の空間は羨道と書かれています
玄門上部まぐさ石の端が逆ハの字風なのですが、これは玄室の手前が開いているように見える造り方でしょうか
美しすぎてウットリです
至近距離でガン見しましたが、隙間もないですよ
高さ40㎝の仕切石が、少し見えていますね
玄室は、内寸長さ2.3m、幅2.2m、高さ2.3mなので、立方体的な感じ
石の表面が滑らかでした
奥壁に、連続三角文と平行線が描かれていた可能性があるようですが、全然わからなかったです
奥壁側から外を見ると、階段状に彫られた段がありました
段は端で止まり、装飾かと考えられていますが、詳しいことはわかっていません
この仕切石、かなりの存在感でした
この奥は神聖な空間だということを強調しているのでしょうか
キレイな造りの横穴式石室でしたこの寒い中、自転車飛ばしてきた甲斐がありました
というか、半端ない寒さ翌日は雪でしたが、諦めず古墳を回りました(笑)
鳥取古墳巡り、次回に続きま~す
(参考)現地看板
平成11年度後期企画展 中国・四国地方の装飾古墳 熊本県立装飾古墳館