前回の続きで、茨城県の古墳旅についてです
つくば市の平沢1号墳→2号墳→3号墳を見た後、4号墳に向かいました
3号墳の南にある山の斜面を下ります草が多くてどこにあるかわからないし、ヤブなので諦めようかと思った瞬間
私の古墳センサーが反応しました
やっと見つけました推定で16~18mの円墳と考えられていますここは説明看板無しです。
1~3号墳と同時期であれば、7世紀半ば~後半くらいの築造かなと思います
(石室の構築が似ているので、時代は大きく離れないはず)
横穴式石室あり、側壁が傾いています
石室全長6.15mで、複室構造
前室に入る前門ですが、L字状の2枚の石を中央で組み合わせています
前門がやや傾いているせいなのか、組み合わせ部分が少々ズレています
入口のくり抜きは0.6m×0.56mなので、しゃがみこんで入らせていただきます
まずひとつ目の前室です
長さ2m、幅1.85m高さは1.6mくらいあるはずなのですが、土砂で埋まっているので立てず、座ったままです
玄門は、前門と同じL字状の石ではなく、左の板石を右の板石にのせる組み方です
何が違うのかというと、強度ですね
玄門は、板石を組んでいるのでズレないです
古墳職人さんのひと工夫、さすがですね
一番奥の後室(玄室)に入りました
長さ2.3m、幅2.1m床に仕切り石あり。
虫が多く、コウモリもいて気を失いそうだったので、早めに退室
前室から外を見たところ今回も勉強になりました
古墳旅の帰りに、つくば市でピラフを食べて帰ったのですがそのお店にフラミンゴがいました
フラミンゴを見ながらご飯食べたのは初めてで、衝撃(笑)キレイ~っていう感じの鳥でした
(参考)筑波古代地域史の研究 昭和54~56年度文部省特定研究費による調査研究概要 1981 筑波大学