前回、広島の古墳を載せたのですが、また6月に行った島根県の古墳巡りについての続きを書きます
松江市山代町の国史跡・山代二子塚古墳を見学してきました
松江駅からバスで行けます
山代町の住宅街に残る、全長94ｍの前方後方墳
6世紀後半の築造
「前方後方墳」という名が使用された、日本で初めての古墳です
へぇ～
後方部から前方部を眺めましたが、写真右上に駐車場が見えますね
これはスーパーの駐車場なのですが、古墳がスーパーのすぐ近くにあるんですよ
野菜買った後に、墳丘でまったりしてから帰ることが可能です
前方部から後方部の眺め
後方部は、元々明治時代に削られていたのですが、ここを整備して「土層見学施設」が造られました
前方後方墳の土がどう盛られているのか、版築が見える施設です後方部の輪切りですね
開館日/9:00～16:30 休館日/火曜日と年末年始
(コロナなので、開館日は確認したほうがいいかも)
黒い土と黄色の土を交互に盛っていますが、これは古墳内部に水が浸透するのを防ぐ、崩れ防止のためなのだそうです
手間がかかっていますね
レーダー探査で、後方部に全長10ｍ、高さ4.5ｍの横穴式石室があると考えられています
天井高っ
住宅街にある、生活密着型の身近古墳でした
(参考文献)八雲立つ風土記の丘№6 山代二子塚古墳島根県教育庁文化財課 リーフレット