前回の続きで、岡山県総社市の古墳巡りについてです
一丁𡉕(ぐろ)古墳群の1号墳(前方後方墳)を見て先に進むと、2~5号墳の順で古墳が並んでいました
一番手前が2号墳(円墳)で、奥に向かって3号墳(古墳の可能性)、4号墳(方墳)と続きます
5号墳まで見て、東側の尾根を下るとまた12~17号墳の順で6基の円墳&方墳があります
その6基を見終えて元の道に戻り、18~33号墳までの16基を一気に歩きました
方墳11基&円墳5基の2種ミックスですが、この途中にある22号墳だけ、この古墳群では唯一横穴式石室を有する方墳です
一丁𡉕古墳群は4世紀前半~7世紀後半に造られているのですが、この22号墳は7世紀後半の築造なので、最後の方墳になります
横穴式石室は崩壊していました
風水思想に基づいて造られている方墳だそうです
一丁𡉕古墳群を抜けてさらに進むと、茶臼嶽古墳という前方後方墳があります
上がらせていただきますね
後方部の様子
全長55.4m(現地看板では65m)、地山を削った2段築成3世紀末の築造。
後方部から前方部を眺めました
2014年に、地元の歴史協議会会員さんの指摘がきっかけで発見されたのですがわりと最近なんですよね
実は、母方の祖父も畑で戦国時代のお墓を発見したことがあり、大学から調査の先生が来ました古い神社跡などもあるので、いつか行ってみようと思います
古墳ないかな~
(参考)
総社市埋蔵文化財発掘調査報告書24 茶臼嶽古墳墳丘確認報告書 岡山市教育委員会 2016年3月