福井県で古墳巡りをしてきたので、いくつか書いてみたいと思います
まずは、福井市の足羽山(あすわやま)古墳群についてです4~6世紀の築造
足羽山は、公園化されているので歩きやすいです
1986年に、残存は15基と報告されています
さらに、名もない古墳が10基以上(福井市商工労働部サイトより)
山には、史跡や墓碑が52か所も古墳も書いてありますが、実際には消滅していて看板が立っているだけというのも含まれています
東側の足羽神社から古墳巡りスタートです
神社の横にある六地蔵宝塔ですが、その裏に円墳があります
手持ちの資料にも出ていない、ひっそり墳です
詳しいことがわからないので、先に進みます
次に見たのが、山頂古墳です
径60m、高さ7mの円墳歩道付きで整備されているので、元々の形状ではないです。4世紀末の築造
竪穴式石室に直弧文入りの舟形石棺があり、石棺は福井市立郷土歴史博物館で展示中
山頂古墳から南西に進むと、飲食店さんが2軒並ぶ場所があり、そこに円墳が5基(うち1基のみ、推定で円墳)
崩れまくりで、円墳だとはわかりにくいですね
こちらも円墳ですが、半壊の墳丘が隣接しているのでちょっと目を引く雰囲気はあります
こちらは16号墳、径20m、高さ2.6mの円墳
墳上に、藤野厳九郎の石碑あり
さらに先に進むと動物園があり、その西側にある円墳が衝撃でした
円墳の南側が削平され、バッサリ断面丸出しです(駐車場が必要だとしても、他にいい場所なかったのかな)
径50m以上、高さ7m未調査ですが、首長墓級と考えられています
墳丘に上がらせていただきました。
段築があり、北側の墳丘は残っていました
1951年の報告では30基あったのに、次第に古墳が減っていったようです
悲しい気持ちを落ち着かせようと、ひとまず福井駅のベンチに座ったのですが
隣に知らない男性が座っていました
どうしよう、私ナンパされるかもしれません
~続く~
(参考)
福井市史資料編1(考古) 1990年3月