前回の続きで、徳島県の古墳についてです
美馬市穴吹町にある三島古墳群は、3基の古墳で形成され、ここには段の塚穴型という横穴式石室があります
天井がドーム状になっているという、特徴的な横穴式石室です
三島中学校を過ぎ、坂を上がると古墳の看板があります
古墳は、水路左側斜面の上ですが、もう道がないです
1号墳が見えましたけど、草むら化してますひぇ~
マムシ対策をしながら進みます
不定形墳で、例えるならばいびつな卵みたいな形の古墳で、横穴式石室は2つ(うち1つは埋没)。
1号墳は、6世紀後半の築造
現存している東側の横穴式石室、ありました
ほぼ北向きに開口
結晶片岩を積んでいます
玄門立柱との組み合わせに萌えます
石室全長5.47m
あっ、かまち石
踏まないように気をつけながら、入らせていただきます
撮影が下手でうまく伝わりませんが、片岩を隙間なく積んでいます玄室長さ2.35m。
最大高1.94mなので立てました
天井石を斜めにずらして架けているので、天井がドーム状なのです
ずらしのテクニックは、美馬市と阿波市の一部に見られる技術
私は、さぼるテクニックを身に付けたので、リモートワークであることを悪用して古墳検索しています
そうすると、結局深夜まで書類作成していたりして、すごく不健康
他のスタッフにも悪いので反省中です~
(参考)
阿波学会研究紀要 郷土研究発表会紀要第45号 穴吹町における後期古墳の研究-三島古墳群を中心に- (1998年調査)