茨城県かすみがうら市安食の太子古墳を見てきました
ちょっと前に訪問していたのですが、資料を探していまして、それを読んでから書こうと思っていました
元々は全長約60mの前方後円墳ですが、現在は径4m、高さ1mの小円丘です
半地下式の横穴式石室あり
7世紀前半の築造
なぜここに来たのかというと、玄室に丸紋が書かれている装飾古墳だからなんです
玄室奥壁は全面朱塗り、両側壁に丸紋があったそうなので、見てみたいと思いました
(注)この日は、石室内が濡れた状態でした。乾いていたら、また石の色が違うと思います
奥壁は、幅1m30㎝、高さ1m38㎝
一部赤い色が残っているような気もしますが、どうでしょうね
うぅ~ん、丸紋はどこに
入って左側の壁です。
壁右側の写真は、撮影を控えました
私の超苦手なカマ●ウマが、壁に張り付いていたので・・・
ナメクジもいて、見事にコラボレーションしていました。
矢印状の壁画があるそうなのですが、これかしらん
違っていたらごめんなさい
奥壁には、箱式石棺の板石が残っていました
遺骨は2体分あったそうです。
丸紋は消えていますが、赤い色はちょこっとだけ残っているような気がしました
装飾古墳がここに1基だけ他にもあるんじゃないかな~と思いました。いつか他にも見つかるといいですね
【参考】
図説土浦・石岡・つくばの歴史 郷土出版社 2004年11月
出島村史 出島村教育委員会 1971年
かすみがうら市歴史博物館HP 太子古墳