前回の続きで、山形県の古墳巡りです
東置賜郡川西町の下小松古墳群を見て来きたのですが、なんと約200基の古墳があります4~6世紀の築造
なぜ来たのかというと、5つの支群に分かれているのですが、小森山支群84基の中に前方後円墳が17基もあるからなんです
約1/5が前方後円墳って割合としては多いので、疑問に思い来てみました
JR犬川駅を降り、左に歩いて踏切を渡ります徒歩約20分で、まず下小松古墳群駐車場に到着
赤い丸のあたりに小森山支群がありますが、この支群に関しては、古墳築造開始年代6世紀と推定されています
現地説明版
黒いしるしが古墳なのですが、色が褪せていますね
小雨だったので、今回は写真の色も悪いです
円墳がてんこもりこの支群には、円墳が58基
円墳の間に、こういう前方後円墳がちょいちょい混ざっていますこれは、見た感じで全長20m強だと思います
この古墳群で、前方後円墳は最大でも33.8m
20~30mクラスのものが多数。
K36号墳前方後円墳で、全長25.5m木棺直葬2基。
5世紀末~6世紀前半の築造と考えられています。
他の前方後円墳とは違い、見晴らしのいい高い位置にあります
周溝も確認できました
調査報告書でも「やや異質」と表現されているくらい、ひと味違う古墳群なんですよね~
前方後円墳多すぎ
近くにコンビニやら飲食店もありません
ベンチはあるので、K36号墳をうっとり眺めながらのランチタイムは可能
ゴミはちゃんと持ち帰りましょうね
【参考】下小松古墳群(1)(2) 川西町埋蔵文化財調査報告書第14集/山形県川西町