広島県福山市神辺町で開催された古墳イベントに参加してきました
先月初旬に、上御領中組古墳群の古墳を回る御領古墳群スタンプラリー2020という、古墳オタの私にとっては夢のようなイベントがあったんですムフフ
地元古墳の保護や調査を行っておられる御領の古代ロマンを蘇らせる会さんが主催で、定員は40人ということでした
手指消毒と検温ありで、スタッフさんがマメに感染症対策を行った上での開催でしたので、安心して参加することができました
まずは、道路沿いの古墳を見学
斜面の、赤丸のところにハシゴがありますが、その上が古墳です
ハシゴの準備や古墳まわりの掃除など、スタッフさんには感謝ですありがとうございます
上御領中組古墳群には、見学可能な横穴式石室がいくつもあります古墳時代後期の築造だと考えられますが、専門機関の調査がされていないので、調査報告書などの資料はありません
整った天井石、奥壁1枚、横に長~い石を積んだ側壁
この側壁は独特ですね
私は石室に入りたい病なので、開口部分を見ると病状が少し和らぎます
さらに立派な石室があるのですが、その前に巨石や奇岩が見学できるというプチ山登りがありました
山裾から20分くらい歩き、御領山の山頂近くにある八丈岩まで来ました巨人のテーブルみたいですね
スタンプラリーなので、まずここで1個スタンプを押していただきます
神辺平野が見渡せて、絶景でした~
神辺平野には御領遺跡が眠っています。縄文後期から中世にかけての集落遺跡で、確認されているだけでも約9000㎡の範囲に遺構があります
この周辺、一大文化圏だったんですね
わっ、トンネルみたいです
巨石見学の後、別の古墳に向かいましたが、見所がたくさんありました書き切れないので、また次回です
~続く~
【参考】神辺御領遺跡 1981 広島健教育委員会 (財)広島県埋蔵文化財調査センター