徳島県のワクワク古墳旅
前回の続きです
徳島市国府町、通称気延山東端にある「矢野の古墳」を見学した後、山道を進み「八倉比売神社1号墳」に向かいました
地図がないので、途中で迷子になっちゃいました
今から行く人は、徳島市考古館で道を尋ねてからがいいと思います
式内社・八倉比売神社に到着
本殿裏が古墳です
本殿横の略記に、前方部や後円部という記載があるので、前方後円墳かと思ったんですが
今は、直径約35ｍの円墳で、その西側に一辺約20ｍの方墳があり、古墳時代前期の築造かと考えられています
本殿の裏手に、円墳に上がる道があります
ん
墳丘の上に、石積みの台が見えました
結晶片岩の祭壇と石祠がありましたが、これ五角形なんですよね
違う角度で、五角形だと伝わりますでしょうか
市内の博物館で教えていただいたのですが、徳島県には神様を祀る「地神塚」という五角形の石柱があるそうです
徳島藩主が地神塚の設置を進めていたそうで、これもその塚の一部ではと思いましたが、確実なことは今わからないと言われました
つるぎ石と呼ばれる石が祀られており、縄文時代の石棒みたいな形と似てるかも
古墳を見に来たのに、珍しい祭壇にも出会えました
その土地特有の歴史文化を知るのも面白いですね～
【参考】阿波史跡公園/財団法人徳島市公園緑地管理公社 徳島市都市整備部公園緑地課