鳥取県青谷町の国史跡・青谷上寺地遺跡をアップします
弥生時代の集落遺跡ですが、弥生人の脳(約1800年前)が発見されたことで注目を集めました世界でも数例の、超貴重な発見です
建築部材約7000点、木器約8000点、人骨約5000点(少なくとも109体分)などが、非常に良い状態で出土しています
今は平地ですが、史跡公園化される予定なので楽しみです
最初に青谷上寺地遺跡展示館(山陰本線青谷駅から徒歩3分)に寄り、その後に現地を見て帰るコースがおすすめです
展示館の裏手から遺跡現地まで、徒歩4~5分
農耕具の展示
鍬(クワ)はレプリカですが、左上の田下駄や鋤(スキ)は本物です
よく残っていてくれました
撮影は、フラッシュ無しならOKブログ掲載許可済み。(こういうのを見たという)風景として載せるならOKということでした
きちんとした箱があったんですね
しかもヘビ?の線刻入り
朱色の盾。武器や、矢じりが刺さったままなど、殺傷痕のある人骨110点(少なくとも10体以上分)も発見されているので、戦いがあったと考えられますね
盾の発見場所に「盾マーク」の看板があります
遺跡アプリをスマホに入れると、看板のある場所で発掘時の様子が画面に表示されます
面白いサービス~
展示館では、脳(レプリカ)や頭蓋骨がインパクトありましたこれは刺激的なので、写真掲載は控えます
私自身は、刺激的な展示は全然平気です全国各地の古墳も、自分にとっては刺激的なのですが、友達にはよく「フーン…」って言われます
変わり者扱いされているような気がしますが、多分気のせいだと思います(笑)
【参考】季刊考古学 第81号 2002.11