兵庫県姫路市四郷町の見野古墳群をアップします
古墳時代後期・終末期の群集墳で、全15基墳丘は、変形か消滅しているものがほとんどですが、残っている横穴式石室がスゴイんです
見野6号墳
横穴式石室が並列する「双室墳」ですが、もう私は釘づけ
全国でも30例弱なので、レアです
横穴式石室が並んでいるので「夫婦塚」と呼ばれていますが、埋葬者は夫婦とは限りません
出土品から、古墳は6世紀末~7世紀初頭の築造が考えられます
冒頭の写真は奥壁側で、実はこちらが石室入口側
奥壁側は、既に壁がない状態なので、まるで入口みたいなんですよね
東側の石室
石室は、少~しハの字形に並んでいるので、開口部分を撮影すると西側石室が写らないです
石室全長9.5m、幅奥壁1.6m、高さ1.8m石棺1基。追葬ありと考えられています
東側石室の奥壁側から
西側の石室
全長8.5m、幅奥壁付近1.5m、高さ2.05m(現状はかなり低い)
石棺2基。
石室がふたつ並んでいて感動~驚きもありますね
これも以前撮影したものですが、別の驚きもご覧ください
ご飯食べていたら、ピグモンが来ました(笑)
やられました可愛かったです
【参考】姫路市史 第7巻下 資料編考古
発行 姫路市 平成22年3月30日