前回の続きで、先月の岡山県古墳旅のお話です
倉敷市の楯築遺跡(弥生時代墳丘墓)を見学した後、すぐ南側の向山古墳群へ古墳時代後期の築造で、記録上では16基現地看板では6基。
向山9号墳📷この古墳群は、どれも墳丘は無しマニアなら温かい気持ちで受け入れられる、ほぼ半壊の石室
私は、どんな状態でも古墳を愛する気持ちに変わりはありません
向山15号墳埋まってます
ほぼ未調査の古墳群なので、墳形不明(1基のみ調査済)
楯築遺跡から徒歩1~2分なので、楯築遺跡と向山古墳群はすぐ隣って感じでした
この後、楯築遺跡の1~2代後という説のある弥生時代墳丘墓に向かいました
鯉喰神社です本殿の下が、弥生時代墳丘墓です
本殿が建っているので未調査ですが、楯築遺跡を研究した近藤先生は、この墳丘墓の西側に突出部があったのではと推測しておられます
※西側=この写真だと右側
鯉喰神社って、変わった名称ですね村人を苦しめていた鬼が鯉に化けた・・・という伝説の地なんです
この鬼が、昔話「桃太郎」に登場する鬼のモデルだと言われています
岡山県は、弥生時代に古墳時代、桃太郎の伝承まであり、歴史満載で楽しいです
では、次の古墳に向かいま~す
(参考)楯築弥生墳丘墓/近藤義郎 吉備人出版