前回の続きです、岡山県古墳旅外出を自粛しているので、しばらくは先月行った古墳旅行のことを書いていきます
王墓山古墳から、古墳号(レンタルサイクル)に乗り、5分くらいで倉敷市の楯築遺跡に行けます
駐車場ありそこから徒歩で上がります
弥生時代2世紀末頃の墳丘墓として知られている楯築遺跡
大きな立石が並び、墳丘の両側に突出部がついているという特徴のある墳丘墓です
わかりやすい看板がありました
ピンボケ写真ですみません
復元図ですが、面白い形ですよね
突出部も含めると、全長約80m
埋葬部分は2か所です
元々この祠に納められていた、御神体だと信じられていた石(旋帯文石)
帯模様が刻まれた不思議な石ですが、何を表現しているのかな~と思っていました
今年、歴史講座で聞いた話ですが、博物館の先生によると「龍を略して描いたものだと考えられる」ということでした
※ちなみに、祠の背後の石も、立石の再利用だそうです
その他、ベンチのような形の巨石もあったりします
立石を眺めて微動だにしない私。・・・おかしな人ですね(笑)
ここを調査する際、地元の皆様の理解がなかったため、大学の先生が粘り強く説得をしてから発掘を進められたそうなんです
ある意味、説得も発掘作業の一部であり、先生の熱意に感謝しなくちゃいけないなぁと思いました
参考/「吉備の弥生大首長墓」新泉社