広島県福山市神辺町の上御領下組古墳群に行ってきました
ネットで、丘一面に古墳がある衝撃の風景を見かけ、是非この目で見たいと思っていました
この御領地区では、近年の調査で約230基もの古墳が発見されていますそのほとんどが古墳時代後期のもの
古墳の一部が、この丘にあるんです
丘の斜面に、14基もの古墳が並んでいます
古墳に矢印を11個つけました。看板があるので古墳だとわかるのですが、写真が遠すぎて残りの3基が確認不能
がーん。
その他にも、ゴロゴロしている石が多数で、元石室の可能性アリです
奥の丘にも、同様に古墳が
このあたりは真砂土なので、丘の斜面が流れやすいのだそうです
そうなると、石室も崩れやすいですね
石室は、崩壊したものが多数
これも形が残っていますね
面白いのは、これらの古墳が全部同じ方角を向いていることなんですよ
古墳は、丘の下に広がる平野を見ているのですが、ここには御領遺跡という古代の広大な集落跡が眠っています
地元の方から「被葬者は、自分たちが住んでいた方向を見ているのかもしれない」と説明を伺いました
なるほど、納得できるお話です
今回、地元の方が古墳の調査や保全をする会を結成し、見学道の整備もされていたことを知りました素晴らしいです
その会のスタッフさんが、見ず知らずの私に、丁寧に古墳の説明をしてくださいました心から感謝
行って良かった~
ありがとうございました
【参考】
大東古墳群/御領の古代ロマンを蘇らせる会
御領発古代ロマン 遺跡古墳砂留/御領の古代ロマンを蘇らせる会