以前から見たいと思っていた、愛媛県の国指定史跡「葉佐池古墳」やっと行くことができました
わざわざ東京からでも見に行きたくなるほどの、興味深い古墳なのです
6世紀中頃の長円形古墳未盗掘の石室が5つ。
ここの1号石室で発見された、被葬者に付着していたハエの囲蛹殻(いようかく)が、「もがり」という埋葬儀式があったことを実証できるものだとされています古事記に出てくる「もがり」が、ここで実際に行われていたことになるのです
※囲蛹殻=さなぎの殻。
↑赤い矢印の建物にその1号石室が残されていて、見学可能
↑中に人骨がっもちろんレプリカですよ。でもビックリ
石室から見る眺めは、とてもおだやかで心が落ち着きます↓
古墳の下にはガイダンス棟があり、そこで説明パネルを見ることができます入場無料
※土日のみ開館。平日に見学したい場合は、教育委員会に連絡が必要です
「もがり」だけでなく、他にもポイントとなる発見がいくつもあり、歴史的に貴重な古墳でした行って良かったです
【アクセス】伊予鉄道横河原線・梅本駅から、タクシーで810円
参考/「史跡 葉佐池古墳」平成23年 発行・松山市陽育委員会