2-2.手術 | 33歳 大腸がんになっちゃった

33歳 大腸がんになっちゃった

33歳でS状結腸がん(ステージ3a)になった女性会社員の日記です。
自分の経験がお役にたてればいいな、と思い、作成しました。

<入院3日目>

朝から手術です。(確か 8時くらいから

手術着に着替えて 歩いて 別階の手術室に向かいます。

家族(両親、夫、義母)を後ろに引き連れて 手術室まで歩く姿は
さながら 水戸黄門になった気分
テーマ曲はもちろん「 ずんちゃちゃちゃ 人生楽ありゃ苦もあるさ~

とはいえ、やはり 人生初の手術
緊張します 顔が引きつります
手術室前の壁に ニュージーランドのテカポ湖の写真がありました。
1年前に旅行した場所です。こんなところでまた見えるなんて
その写真でちょっとリラックスできました

手術室に入り、家族とお別れ(歩いて手術室に入る)。
涙ながらに「がんばれ 」というシーンはまったくなく
大の大人4人に見守られ 照れくささもあり
「じゃあ 行ってくるわ~ 」と軽く挨拶して お別れしました。

手術室には麻酔科の先生と 看護婦さん数名。まだ主治医の先生や他の先生は居ません
手術室のベッドに寝てから 優しい看護婦さんと雑談しながら
背中に管を入れました。確か 術後の痛み止めを流すための管だったかな。。。
そして、点滴をさし、「点滴から麻酔入れますよ~3秒ほどで寝ますよ」と言われて
数秒後・・・意識が消えました


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手術中・・・ピッ ピッ ピッ(電子音)・・・・・手術中
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目覚めたのは・・・麻酔科の先生の「たびねこさ~ん」という呼びかけです。
まだ 手術台の上です。意識もうろう。。。
目が覚めても あまり知らない先生ばかりが見えて 不安
(知ってるかもしれないけど マスクとか付けてて識別不能)
そこへ 見慣れた主治医のA先生の顔
 「たびねこさん 手術は予定通りうまくいきましたよ」との言葉で ほっと安堵しました

私は朝一番の手術ということもあり ICUとかに入らず、
大部屋の自分のベッドにそのまま戻りました。
手術は5時間くらいだった気がします。
そして午後は ひたすら寝ていた・・・気がします。
あまり覚えてません。。。 ベッドでぐだ~っとした状態でした。

深夜に気持ち悪くて 目が覚めて 寝たまま吐いてしまい
(やってしまったぁ~
看護婦さんが駆けつけ 処理してくれました
背中からの痛み止めが 吐き気を起こしてたみたいです