26-28.May.2023

 

今回の旅で行こうと思っていた場所、現地の方々にお勧めいただいた場所などを訪問し、最後の目的地となったのがここ、コロンビア・クンディナマルカ県のグアドゥアスです。とても小さな村でありながら、どこか洗練されていて上品な雰囲気すら感じるグアドゥアス。コロンビア国内で17ヶ所登録されているPueblo Patriminio(遺産の町)の一つで、他のPueblo  Patrominioを訪問した時から、ここにも来ようと決めていました。

 

ボゴタのバスターミナルからは1時間おきにバスが出ており、またこの先の比較的大きな都市に行くバスもグアドゥアスをかすめる幹線道路を通過するので、アクセスはなかなか良いです。車なら3時間ほどの距離ですが、バスは集客のためあちこちに停車するので行きは5時間、帰りは3時間半でした。

 

 

幹線道路沿いでバスを降りても、そこから村の中心地までは10分もかかりません。ほんの数ブロックの距離を歩くだけで、白壁の建物が美しいグアドゥアス中心地に着きます。外国人旅行者の姿はほぼありませんが、週末になるとコロンビア国内の旅行者が多く見られる、国内では人気の観光地。そして、暑い暑いこの町で、メイン広場をぐるりと囲むようにある何軒ものカフェ。それらが更に村の雰囲気を素敵にしているようです。

 

 

 

 

村はずれに続く坂道を登っていくと、これが絶景。たった15分歩いただけで、村と周辺の山を望む素敵な景色が楽しめました。

 

 

 

1日目のお昼は、観光客向けのレストランでスペシャルバーガーをいただいたのですが(つい数日前までアマゾンにいて、ほぼフルーツと野菜メインの食事だったので、無性にハンバーガーにかぶりつきたかったのです滝汗)、2日目はこの地方らしいものが食べたいと思いフラフラ。

と、伝統料理のレストランを発見!でも黒板に書かれたメニューは、わりとどこでも食べられそうなものばかり。入ろうかどうしようか、メニューと睨めっこしているとお店の女の子が出てきて、黒板のメニュー以外にも色々用意できるというので店内へ。何品かこの地方の料理や伝統料理を説明してもらった中から、フィアンブレをお願いしました。

 

 

まずはチキンと野菜をじっくり煮込んだ定番スープのサンコーチョ。ジャガイモにユカイモにトウモロコシまで入っているので、これだけでかなり満足感があります。

 

 

続いてお見えになったのが、メインのフィアンブレ。バナナの葉の包みを開けると、旨みがぎっしり詰まった炊き込みご飯の上に、ジャガイモ・チャヨーテ(ハヤトウリ)・ユカイモ・調理用バナナ・カボチャ・鶏肉・豚肉が乗っています。これ、見ての通りですが、すっっっごいボリュームポーン でも味付けが絶妙でとっても美味しい!

 

 

 

匂いを嗅ぎつけてやってきた犬に、鶏皮と豚肉を少しお裾分けしたものの、それ以外はしっかり味わって完食!お店の子からも「どうだった?美味しかった?」と2度も聞きにこられ、大満足だったと返事しました。この後一口デザートとアロマティかコーヒーも付くのですが、お腹がはち切れそうなくらいパンパンだったのでご遠慮させてもらいました豚豚豚