17-18.May.2023

 

コロンビアのアマゾンの町・レティシアはブラジルと国境を接しており、この先長〜く続くアマゾン川を下っていく船旅の拠点にもなります。ブラジルのアマゾンツアーは途中の町であるマナウスや、河口の町ベレン、マカパなどが本場なので、ここタバチンガはただの田舎町といった雰囲気。車もバイクも多くて活気はあるのですが、観光の町という印象は受けませんでした。

 

 

 

それにしても、コロンビア側でもそうだったように、どこを見てもバナナ、バナナ、そしてバナナ!熱帯の恵みですね。手を汚さず食べられて、さらに栄養もしっかり摂れる安価で優秀な果物。

 

 

 

 

こんな廃墟みたいな建物すら、目の前のヤシの木と青空に映える姿が美しく見えます。すぐそこはアマゾン川なのに、何だかビーチリゾートにいるような気分になるから不思議。

 

 

アマゾンのスーパーフルーツはさまざまなものがありますが、アサイーは日本でも有名。実際アサイーボウルやアイスで売られているものは保存料や砂糖などがかなり入っていて天然物とは言えないそうで、滞在先でミキサーにかけたばかりのものをいただくと、紫というよりちょっと茶色っぽくて舌触りはザラザラ、甘みもありません。ポリフェノールが豊富で生活習慣病やアンチエイジングにも良いというアサイー、日本にも是非欲しい!!と言っても、日本で混ざりっけない天然物をいただくことは無理なので、アマゾン滞在中に満喫。

 

 

茶色いチョコレートソースのように見えるのがアサイーシャーベットです。ここのお店はトッピングが50種類近くあり、何が合うのか全く見当もつかず… お店のお姉さんにおすすめを聞くと、甘みを足した方が美味しいとのこと。ベリー系のソースとマンゴー、タピオカ(乾燥カリカリタイプ)にカシューナッツなど南国の恵みをトッピング。冷んやりシャーベットに全てがうまく絡み合って絶品でした!!今でも思い出すたびに食べたくなります。

 

 

コロンビア側のレティシアに戻ってやってきたのは地域博物館。図書館と行政機関も一部入っているようで、展示スペースが1部屋、それにビデオ資料を見れるところが1部屋のみです。と思ったら、展示室はエアコンが効いていて出られない…やっぱり出られない…暑い暑いレティシアで初めてのエアコン、でもこれもアマゾンを破壊する一因なのかと考えたり。ちなみに、建物外にもパネルの展示が豊富にありとても興味深い内容です。

 

 

 

 

 

ペルーのイキトスにいる時から夕方は雨か曇り空で、アマゾンに沈む夕日をまったく見れず1週間が経過。明日はいよいよアマゾンを出るという日、やっと1日晴天が続き、素晴らしい夕暮れ時を過ごせました。陽が落ちると暑さも和らぎ、公園や広場には屋台が出て、子供達があちこちで遊びまわっています。

 

 

放射線状に光の筋が広がる夕焼け、こんな美しいのを見たのは初めて!地元の学生さんたちも観光客も、みんな携帯を持って川沿いに急ぎ足。大量の鳥たちが一斉に飛び立ち、黄昏れ、というよりはにぎやかな夕暮れでした。

 

 

暑くて眠れなかったり、虫刺されに悩まされたり、毎日汗びっしょりかいたりしたアマゾンともいよいよお別れ。明日は首都ボゴタに飛びます。