五輪観戦も「スマホでハイライトだけ」
パリ五輪のテレビ視聴者は世界的に減少傾向にあり、スポーツ中継の有料化が進み生中継でスポーツを観戦する習慣が希薄に、SNSなどで効率よくハイライトだけをチェックする「タイムパフォーマンス観戦」に移りつつある。
国際オリンピック委員会(IOC)の「Olympic Marketing Fact File 2024」によると、2021年の東京大会の中継視聴者はテレビとインターネットを合わせて全世界で30億5000万人。
お手軽なSNSでの「タイパ観戦」は大会側にとって不穏な兆候、IOCの収入の6割を占める放映権料は、商業五輪の起点生中継の視聴者減少はその土台を揺るがしかねない。(nikkeiより)
嗜好の細分化やメディアの個別化が進む現在、五輪といえども求心力の低下は避けられず、テレビをつければ自然とスポーツが目に入る状況は消えつつあります。