ホテルの部屋から二条城が見えなかった京都旅行 | 旅行の感想ブログ

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師走に入ったら観光客が減るだろうと思って、12月上旬に京都旅行に妻と2人で行ってきました。目的地は二条城と金戒光明寺でした。

ホテルは二条城前にしました。お昼頃に京都駅に着き、地下鉄の二条城前駅で下車してホテルにチェックインしました。和室の部屋に通されましたが、部屋からは二条城が見えません。ちょっとがっかりしました。見えるのは洗濯ものを干したマンションなど何処にでもある風景でした。遠くの山を見ると大文字が見えますので、やっとここは京都だと思える次第でした。  

部屋から二条城が見下ろせたらよかったのにと妻と話しながら二条城見学に出かけました。小学校の修学旅行以来のことです。半世紀ぶりです。小学生の目と還暦過ぎの目とでは物の捉え方・見方が全然違います。覚えているのはウグイス張りの廊下の音だけです。友達とわいわいとおしゃべりしながら世界に誇る名建築の二の丸御殿を歩いたのだろうと想像します。  

この日は妻と2人で懐かしい廊下を歩きながら歴史の重みをずしりと感じました。大政奉還の会議は二条城で行われました。二条城は幕末の数々の名場面の舞台となっていたことが分かりました。この日は外国人観光客の中に中国人が多く目立ちました。京都には沢山の世界遺産があり、国際観光都市としてますます飛躍するのだろうと思いました。

ホテルに戻り部屋にある案内書を読んで2000円プラスで二条城側の部屋が取れることを知りました。私は仕舞ったと思いましたが、後の祭りです。頭の中で部屋から見下ろす二条城を想像しました。そして今度泊まる時は二条城側にしようと妻に言いました。