『ローマの休日』や『麗しのサブリナ』、『ティファニーで朝食を』など、数々の名作を残したオードリー・ヘップバーン。

レマン湖畔のモルジュ近郊トロシュナ村には、彼女が晩年を過ごした家と彼女が眠るお墓があります。オードリーが愛した村だから、きっと魅力的な場所に違いありません。

というわけで行ってみました!

 

ジュネーブから電車に乗り30分ほどで、モルジュ駅に到着です。

 そしてバスでトロシュナへ。ドライバーさんに「このバス、トロシュナまで行きますか?」と一応、訊ねてから乗ると、途中で「あそこがオードリーのお墓があるところだよ」と墓地があるあたりを指差して教えてくれました。トロシュナに行く外国人イコール、オードリーのファンということなのでしょうね。

 

 バス停に到着すると、そこには“Pl. Audrey Hepburn”とありました。停留所に彼女の名前をつけるなんて粋ですね。それにしても静かで、人がほとんど歩いていません。

 かわいらしい家を発見!郵便局と役場が入っているようです。

 すぐ近くに、オードリーの胸像がありました!

 彼女が見守る場所にはベンチもあって、ちょっと休憩するのにいいですね。

この道をまっすぐ行くと・・・。

 オードリーが暮らした家“La Paisible”がありました!現在はどなたか別のご家族が住んでいるようです。

 家の塀には、彼女が住んでいた証が。

 La Paisible”とは、穏やかな、平和なという意味。彼女にとってこの家で暮らした日々は、平穏そのものだったのでしょう。

 辺りを見渡すと、ブドウ畑でしょうか。のどかな光景が広がっています。

 この教会は、彼女の葬儀が執り行われたところです。

 

しばらく歩いて、墓地にも行ってみました。

 

ここで眠っているのですね。お墓が花壇のようになっていてきれい!フォトスタンドはファンの方が置いて行かれたのでしょうか。

 

トロシュナ村には短時間しかいませんでしたが、オードリーが身近に感じられたひとときでした。

そして、モルジュの街に戻り繁華街を散策。ここは、グランリューという通り。

 

カフェでちょっと休憩。おいしいケーキをいただいて、パワーチャージ。

 

オードリーと二度目の夫の挙式が行われた市庁舎です。

消防隊員の結婚式だったのでしょうか?ヘルメットが並んでいます。

ちょうど老夫婦が立っている位置で撮影された、オードリーとダンナさまのツーショットの写真が思い出されます。ピンクのミニドレスにブーケを持った愛らしい花嫁。挙式当日は、多くの人が二人をひと目見ようと駆けつけたようです。

 

レマン湖にも行ってみました。

ヨットハーバーがあります。優雅にクルージング、いいですね。

 

その先には、軍事博物館になっているモルジュ城がデーンと建っています。

 

さらに歩くとオードリーの看板を発見!

ボル財団がオードリーの展示室を設け、無料公開しています。

 

気さくなスタッフが迎えてくれます。1階ではオードリーグッズを販売。ブックマークと彼女の生涯を短くまとめた小冊子を購入しました。

 

2階に上がると、オードリーの展示室がありました。

これって『ローマの休日』に出てきましたよね。

口に手を入れて撮影してきました。ここを訪れる人はきっと皆、同じことをやっていると思います。

 

ポストカードもたくさん!いろいろな時代のオードリーが見られます。

 

『ティファニーで朝食を』の衣装です。ウエストの細いこと!

 

彼女を取りあげた雑誌は、数知れず。

 

ジバンシーが彼女に捧げた香水。サングラスは、確かにこんな感じのものをかけていましたね。

 

「永遠の妖精」と呼ばれるオードリー。

いつまでも世界中の人々を魅了し続けることでしょう。