そりゃ、母親ですもの。

 

望んでなくとも、生まれたベビーをこの手に抱けば…………。

 

必死に守って自分を信じて、でも相手が悪魔じゃかなわない。

 

みなさま、ごきげんよう、まみゆるですニコニコ

 

今日もうかれたポエムからお送りしています。

 

サスペンス&ホラーのこの映画、自分的には大当たり!おもしろかった!です。

 

脚本や映像がよく練られていた!

勢いがあって中だるみがない!

 

けっこういい感じでした。

 

感想&ネタバレ(考察)書いていくよ~ひらめきひらめき

 

 

 

呪われた息子の母、ローラ

『ハロウィン』シリーズ女優が息子の変貌に狂乱する母を怪演『呪われた息子の母 ローラ』予告篇【シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022】 (youtube.com)

 

【youtube:オリコン洋画館 ORICON NEWS】さんからお借りしました。

 

邦題にも予告にも愛を感じる!

いい映画をありがとう存じます。

 

時間:1時間37分

注意:グロ在り、微エロ(男性の全裸とかキスシーン有り)

   お子さんはよした方がいいね。

 

紹介

 

カルト教団で育ってきたローラ。

妊娠させられて逃げ出し出産して精神病棟でトラウマ治療を受けます。

出産した息子とは二人暮らし。

楽しく明るく隣人とも関係も良好でなんとか立ち直っています。

なのに、突然ある晩、見知らぬ人々が不法侵入して息子を取り囲んでから、息子の様子がだんだんおかしくなってきて……。

 

いろいろと伏線が張り巡らされていくので、映画好きはあっちの可能性かこっちの可能性かと思いながら観れますね。

しかも、可能性に対してきちんと映像や脚本でそっちではないよとリードもしてくれるきちんとした映画なので

見終わった後もすっきり、納得できました。

スピード感もあるし、納得もできるし、ローラはかわいいし。

日本語タイトルもこってたのねえとなるし。

グロ有りサスペンス&ホラーだけど楽しかったです。

 

 

 

感想&ネタバレ&考察

もう観た人にしか分からない考察だけど、ごめん。

 

多分こういうことだよね?

 

ローラはカルト集団の中で悪魔を召喚できる特別な女の子だった。

それが8年くらい前。

悪魔を呼び出して実際にまぐわい、息子ジミーを受胎。

妊娠中に逃げ出し無事出産するも精神科に数年入院してトラウマ治療。

 

精神科医は真面目に、ローラは性的虐待を受け止めきれずに脳内にカルトの記憶を作って逃げ込んでいたと診断。

 

ローラは昔の記憶を薬漬けで失いつつも、退院して息子と暮らしますが、ある時にカルトの儀式を目撃してしまいます。

その後、ジミーは人の生き血と活け作りを食べないと命にかかわる病気になります。

 

ここで疑問なんだけれど、

ローラはあの儀式で息子の中の何かが呼び起こされたって思い込んでたけど、

 

警官が腕に包帯してたから、多分ローラが精神病棟入院中から、カルト野郎たちは儀式と称して自分たちの血や皮膚をすこしずつ与えていたのかも。生け贄みたいで本人達はもう絶頂するくらい楽しかったでしょうねえ。

 

ジミーが入院してた病院で、包帯ぐるぐる巻の男がいたけど、あれも生け贄だったのかも??

 

結局、ジミーは悪魔の息子でもともと食人の悪魔。

カルト野郎たちに大切にされていたけれど、母親のローラはただ、息子がやばい病気にかかってるから悪魔と交渉して治そうと必死。

 

でも、ジミーは悪魔の子だから治らないし、教団にとっては大切な大切な多分カルトのシンボルみたいなもので。

 

ローラが「治さなければ、息子を殺す!(人を食べながらでなければ生きていけないなら死んだ方がまし!)」と決断しますが、あっけなくカルト野郎警官に射殺されます。

 

世間的には、父親に虐待されて精神を病んで、虐待から精神を守るためにカルトを頭の中ででっちあげてそこに逃げ込んだかわいそうなローラで終わるんでしょうね。

 

ローラ、最初から呪われていた気の毒な母親。

 

 

合ってるかな??

合ってるかどうかはわからないけれど、いいよね、これくらいのレベルの難易度だと考察がはかどって面白い。

複製された男となると、もうちんぷんかんぷん。映画自体は好きだけど脳が難易度に追いつけないさみしさ…………。

 

最後にローラが実家にたどり着いたときに、垂れ幕が「ハッピーバースデー」だったのがよかった。

あれがあったおかげで、ローラの記憶の中の「HE IS COMING」が作られた物っていうミスリードになって

悪魔召喚の時に「でてこないよね、これ?」って思っちゃったので、そのあとのどんでん返し?が楽しかったです。

 

あー、おもしろかった。