見せられたものを信じた結果、だれも責任なんてとってくれない。
え?私ってそう言いましたっけ?証拠は?お客様の思い込みですよね?
おそろしいけど世間にあふれている情報の見せ方。
あなたは騙されていない?
みなさん、ごきげんよう。
まみゆるです
今日はなんか痛快なハリウッド映画の視聴記録です
これはむかしむかしに映画館でみました。
サンキューフォースモーキング
(YouTube:YOKOKUHEN MANIA さんからお借りしました。)
あらすじ
タバコ研究施設のPRを務めるニックは、たばこのネガティブなイメージを払拭するためにマスコミ対策に日夜奔走している。
たばこの害を注意喚起するためにたばこの箱にどくろマークを!と議員が騒ぎ出したから大変!
たばこのイメージアップをするためにニックはアメリカ中を飛び回る。
ハリウッド映画にたばこをかっこよく出演させたい!
ながらくたばこのCMに出演して病気になったマルボロマンの口封じをしなくてはいけない!
消費者に買わせ、国民にたばこが受け入れられるように、イメージ操作にいそしむのだった。
自分は、たばこをやめておこうと思ったりもするけれどね。
息子をつれてアメリカを飛び回るも、思わぬ落とし穴に落ちて……
まみゆるの感想&ネタバレ
とってもおもしろい映画です。
話もテンポよくて気軽にみられる感じなんだけれど、ニックがあの手この手でおバカな国民をだまくらかすためにPR作戦を展開します。
ものごとってイメージが大切だからねえ。
病気のマルボロマンを懐柔したり、ハリウッド映画の担当に気に入られたりと上手くいっているんだけど、思わぬ落とし穴に落ちちゃう。
ハリウッド映画関係者が「電話してよ~」とフランクに言うところから、「なんかあったら……メールがいいかな」って距離を置くところとかリアルで面白かったです。
タイトルがものすごく皮肉でいいですよね。
ニックがたばこのイメージをおぜん立てして世間に流布しますが、吸う吸わないは本人次第。
だから、吸ってくれる人には「サンキュー!」って感じ。
あとはどうなろうが野となれ山となれ(笑)
今の時代こそ??
イメージ戦略で不都合を隠し言わないって戦略が蔓延してますよね。
からくりのあるランキング1位。
なんとか賞を毎年受賞!
なんてこと、あふれてるけどさ。
一昔前は情報弱者=情薄って、だまされている人をあざ笑ったりしてたんだけどね。
ツイートやネット情報を見て、分かった気になってる人、自分だけは騙されないって自己評価の高い人、うようよいそう。
何を隠そう、私もきっとそう(笑)
地味な各専門の学者が一番信用できるのかもね。
痛快なコメディ仕立てになっているので時間はあっという間です。
是非是非、おすすめ。
アマプラでは今見られないのが残念
映画情報
監督・脚本:ジェイソン・ライトマン
ニック:アーロン・エッカート(山路和弘)
ポリー:マリア・ベロ(宮寺智子)
ジョーイ:キャメロン・ブライト(甲斐田ゆき)
ヘザー:ケイト・ホームズ(魏 涼子)
原作:クリストファー・バックリー
字幕翻訳:松浦美奈
時間:1時間33分
だれと?:ケイティ・ホームズのお色気シーン?があるから子どもはNGかな?