こわいだろ?こわいだろ?私の姿はこわいだろ?だけど、だれも私のこわさの根源を見極めようとはしてくれない。
みなさん、ごきげんよう
まみゆるです
今日は数十年前に映画館で観た忘れられない映画です
クリスマス前のイブに投稿しちゃいます
ブレア・ウィッチ・プロジェクト
予告編はあるんだけど、いいのを見つけられなかったです
あらすじ
森の中で映画学校の3人が行方不明になって1年。
1994年(公開当時から数年前)に一本の映画フィルムが森で見つかる。
中には3人達が行方不明になるまでの行動が克明に記されていた。
森の中で道迷い遭難をし不気味な出来事に遭遇、そして………。
ネタバレ含む感想
私、この映画、大好きなんですよ。
まずね、広大な森の中で遭難する3人。
映画学校の女の子と男の子2人が、ブレアウイッチという町につたわる怖い魔女の伝説と過去の行方不明を追うドキュメンタリーを撮ろうっていうことで、森に入ります。
そして、森で遭難しちゃう。
この映画では遭難するとだんだん正気が保てなくなって、人格が崩壊しだしちゃったりしてこわい。パーティーがどんどん分裂していく恐怖。
プラス、ブレアウイッチ(人間に恨みを持つ人間)の怨念。
暗い森の中で1人さまよい、ブレアウイッチにまどわされ、映像も森の中の暗さがあって怖い。
何重にも過去の未解決事件や連れ去り事件を重ねて、現在の3人の遭難だからとっても怖い。
最後に振り向いたら殺されるっていう心理的拘束もとってもいいですよね。
結局、ふりむいちゃうんだけど。
このブレアウイッチ。
プラットフォームと同じで謎が多い。
描かれていない事実があって、想像力を掻き立てられます。
魔女って誰なの?むかし、本当は何があったの?と好奇心が掻き立てられるところも魅力。
この映画は10数年後に正当な続編が作られていて、「ブレアウィッチ」といいます。
「ブレアウィッチ」も含めて、魔女のなぞを考察すると……。
おそらく、セイラム魔女裁判みたいなアメリカでの魔女狩りがからんでますね。
女がいて治療してくれたりしていたのだけど、人から血をしぼりとった。
魔女だと確信した町民の一人が彼女を機に縛りつけて拷問死させる。
時々、キリスト教はキリスト教徒のせいでダークなイメージを持たれちゃったりしますね。
おそらく、中世の瀉血をしているところを変な儀式と勘違いされて魔女扱いの上、拷問させらてたのでしょう。
そして、怨念となって森をさまよい、生きた人を地獄に連れ込む、と。
そんな想像をして楽しみました。
人によっては陳腐でつまらない映画に見えるかもしれませんが、自分はホラー要素に山岳遭難の怖さ、魔女の怨念をからめたところがツボすぎて、今でも時々見返してしまう映画です。
続編のブレアウィッチもおもしろかったけど、こっちの方が好みですね
この学生のとったドキュメントテープが発見されるアイディアはトロールハンターにも受け継がれていましたね。