1984年に初版第一刷。
もう40年前に発行されていることになりますね
あとがきによると、著者の中野融さんが、
3年かけてネパールのトレッキングコースを調査されて作られたのだそうです。
しかも、この本に書かれている地名は、
ネパールの現地の人に直接きいて、
それを日本語に直しているそうです
ご苦労が偲ばれます
でも、現在みても、ほぼ差異はないように感じます
当時の金額で、定価3,900円。
カラー写真が多く、ボリュームたっぷりなのと、
ヒマラヤの山々の写真が美しいのが嬉しい
ネパールの人々の写真も多くて、当時の雰囲気を感じる事ができます。
今読んでも楽しい
トレッキングコースについても、
かなり細かく書かれていて、
あまり情報が少なかった当時としては、相当貴重な本であっただろうと思われます
雄大なヒマラヤの山々は昔と変わっていませんが、ネパールの姿は随分変わったのではないでしょうか。。。。
今秋のカイラスのネパールツアー🇳🇵✈️
【トレッキングコース】ではアンナプルナのトレッキングコースを少しだけ歩きます🐾
せっかくですので、そのあたりの頁を少しだけご紹介します⛰️
◆ウレリ
『ネパールヒマラヤトレッキング案内』より
今回のツアーでの宿泊地のひとつ、ウレリ。
なんと
40年前のウレリは更地のキャンプ地だったようです
なんか楽しそう
◆ゴレパニ&バンタンティ
『ネパールヒマラヤトレッキング案内』より
今では、トレッキングの拠点としてロッジが立ち並んでいるゴレパニやバンタンティも、素朴というか簡素な雰囲気ですね。
これらの街(地点?)は、そもそもトレッキング途中の山の上です。
40年前は、こんな感じだったんですねぇ
現代のアンナプルナのトレッキングルート周辺は、世界中から観光客が集まる観光地になっています。
ところで、今人気の【プーンヒル】は地図上には載っているものの、トレッキングコースとしての記述はありませんでした。
古今の違いを感じながら、読むのも楽しいですね
実際この地を訪ねたら、どんな風景なんでしょうか
ちなみに、📖『ネパールヒマラヤトレッキング案内』は、2001年に改訂版がでているようです。
それももう20年以上経ってますね