聖地への旅 国立市の旅行会社カイラス

聖地への旅 国立市の旅行会社カイラス

アジアを中心に聖地への旅を案内しています。
小さいけど、心のこもった企画をさせていただきます。


北海道の真ん中の南の方に十勝平野というのがあります。

 
町でいうと帯広市が有名な町です。
朝ドラファンにはなつぞらがそこが舞台でした。
 
さて、その帯広から北に当時「国鉄」の線路がありました。
士幌線という線路で帯広駅から上士幌町十勝三股駅まで、延長78.3kmの線路です。
 
1987年に廃線になり、その時の素敵な橋がいくつか残っていて
今回タウシュベツという橋を見に行ってきました。
道路から離れていてツアーか道の駅で鍵を借り行かなければ行けないと
思っていたのですが、カヤックで行けそう、だと北海道でアルバイトしている友人に聞き
二人で行ってきました。

 

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ダム湖の糠平湖にカヤックを浮かべて行きます。

 

 

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けっこう距離がありそうですね。

 

 

 

 

1時間ぐらいかかり、ついに姿を現しました。

 

 

 

 

真ん中の少し崩れている箇所は先日2024年6月に崩落してしまったそうです。

 

それにしても美しいですよね。

 

 

友人が何と食べ物を買ってきてくれていました。

 
時々、熊がでるらしいので気をつけて行く必要があります。
人がほぼ来ない所ですからね。
 

 

 

 

機能のブログで散々書きました、天塩川

今回は去年のゴール地点から北緯45度を越えるコースです。

実は天塩川は北緯45度を越える少し手前で西に折れて45度を越えない。なんでやねん

それまでは北へ、北へ向かうのに45度を越えたくないかのように急に西へ

なのに今回は45度を越えたところがゴール!

どういうこと?

 

 

幌延町に三日月湖という湖があり、そこに入って行くことによって
45度を越えることができるのです。
 
全国に三日月湖があるそうで、川だったのが手前で曲がり、あるいは
曲がらせ、その先が湖となったのだそうだ。
 
人工的に曲がらせた場合もあります。
北海道の釧路川は下流にいくと新釧路川という川をつくり、そこから
まっすぐな川、新釧路川が本流となっています。
川が曲がり、曲がりすると増水したときに曲がった箇所で氾濫を起こし
水害を起こすためにまっすぐな川を作ったのだそうです。
 
ただ、曲がり曲がりする川はそのぶん保水量もあり、どっちがいいのか
わからない、という意見もあるそうです。

 

僕はあまり考えない人間で、曲がるのも意味があって曲がるし、、、

それでええんちゃうん?って幸せに思ってしまいます。

 

そんな単純な人間も含め、開会式です飛び出すハート

2024年7月13日(土)正午開会式 北海道中川町佐久橋右岸
 
今回は258名の参加、そしてスタッフも90名近く。
全国一ですよね!今回は31回。
 
二日間の大会で初日のゴールは21km先の新問寒別大橋カヌーポート

初日は中川町長によるスターター

二日目は幌延町長によるスターター

二日目のゴールは26km先の幌延町三日月湖

 

 

僕がこの大会の好きなところは

全員で無事にゴールするとこです。

タイムとか順位とかなく、そして天塩川を楽しむとこです。

 

 

 

 

2日目スタートを前に自撮り

 

二日目は途中トイレ休憩がありました。

 

続々とゴールです。47km漕破

 

ゴールするとカレーライスが出ますラブ カツカレーですニコニコ

 

 

 

 

去年から参加ですが、同じく去年から参加の天塩町の人と記念写真

 

 
写真はないのですが、45度ラインにブイが置かれ、一人づつライン越えを
コールしてくれる人がいました。感動!
北半球の半分を越えましたキューン
 
スタッフ、仲間に感謝です。

 

あなたには普通の川に見えますか??

見えますよね?機能のブログでオロロンラインがオートバイ乗りの聖地だったように

この川はカヌー、カヤックの聖地ですウインク

川の名前は天塩川

この川が普通の川でないのは単に長い、だけではないのです。

北海道の想いがあります。

松浦武四郎という方を聞いたことありますか?

 

1818年三重県松阪市生まれの冒険家、探検家です。

単に探検家ではなく、調査もしてその土地の歴史、地理、風俗なども理解を深める方だったようです。

当時、ここは蝦夷地と呼ばれていました。

明治政府から蝦夷地の相応しい地名を決めるよう言われその地を「北海道」という名をつけた人です。

カイノーはアイヌ語で「人間」

北を付け北カイノーだったそうです。

 

その松浦武四郎さんがアイヌと丸木舟を使い24日間旅し調査した天塩川です。

ちなみにテッシはアイヌ語で「梁」(やな)だそうで魚を獲るための仕掛けです。

 

んん?話しが長くなりましたが、北海道民、あるいは天塩川を愛する人にとっては

簡単に聖地で〜す、といった川ではなさそうです。

ちなみに北海道で2番目に長い川で、日本でも4番目に長い川なんです。

その長い川の157km人工的な遮るものがなく海まで行ける川。すごくないですか?

 

 

 

 

さて僕は去年に続き2度目の天塩川です。

下は去年のブログ

 

 

 

さて、、、

 

 

明日に向けスタンバイします。

 

赤いのが僕のカヤックです。

組み立てカヤックです。マンション住まいには仕方ないですてへぺろ
それで、組み立てるのに時間がかかる、、、焦ると間違えてしまったら大変
ということで今日、ゆっくりと組み立てました。

 

 

 

天塩川温泉でカレーと

 

かき氷

 

 

続く

この季節の北海道は日が長い

4時半はとっくに明るいです。

ちなみにそれぞれの日の出は小樽が4:15、東京4:40、大阪5:00、那覇5:50

小樽の街中みたいな近さに船は着きます。

まぁ、車だから言えることか・・・そんな早い時間に着いても

バスも電車もないですね、きっと。

でも観光地の運河は徒歩圏内ですてへぺろ

 

 

そして最初に向かったのがここ亀十パン

 

なんと朝4時から営業されています。

「焼きそばパン」が美味しいと聞いていたのですが

 

これはウインナパンです。
珈琲とともに食べたく、増毛のセイコマートの前で食べました。
ウインナーだけでなくこしあんパンも買ったのですが、オススメです。
 
その後、ひたすら北に向かいました。
右にペンギンのようなものが見えますよねびっくり
オロロンという鳥なんですが、ここの道路はオロロンラインと呼ばれる
オートバイ乗りには聖地です。

 

ザ北海道という感じの道路です。

天気が良ければ海の向こうに利尻富士が見えて最高てへぺろ

 

 

天塩町近くにあるのがこの看板です。

 

北半球のど真ん中??

 

この赤い線がそうらしい。

北緯45度の線です。赤道と北極点のちょうど中間。この先は北極点に近くなる。

 

 

なんとなく地球儀の上の自分を想像しながらお昼ご飯を食べにきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
おいしいですよ!
北緯45度に来たらぜひ行ってください。
ジンギスカンだけでなく、ここの温泉はオススメです。
豊富温泉、なんと!石油の香りがする温泉です。
 
石油を探し掘ってると温泉がでてきてしまい
そのまま温泉として利用されているそうです。
お風呂の表面がなんとなく油がういています😄
 
身体に効くいい温泉ですよ!

 

さすがに夏の北海道行きのフェリーです。

車も、ですが、オートバイがいっぱいグッ

まちに待ったこの日!という人がたくさんです。
関東の人が北海道に車で行く場合はだいたい3パターンあります。
 
1) 新潟から小樽、苫小牧に行く
2) 茨城県の大洗から苫小牧に行く
3) フェリーを使わず青森まで走り、青森か大間からフェリー
 
僕は朝4時半に小樽に着く1)を選びました。

 

 

新潟を12:00発のフェリー

港には90分前に来るように書いていますが、僕はいつも2時間前に着くようにしています。

しかし、実際は2時間前についてもやることがないのですえー

 

今はネットで手続きも完了していて、QRコードがのったチケットを持参しているからです。

 

係官の誘導で船に乗ります。この係官にチケットを見せ
ピッってされて乗船です。

 

新潟の街をあまり知りませんがノッポのビルがありますね。

 

 

 

 

そとにあるテーブル、椅子はすぐに満席になりグループの皆さんが

楽しみます。

 

 

いよいよ出港、真横にも動くんですね。

 

 

日本一、長い川からの出発なんですよ。

 

 

施設は充実していて不自由ないです。

強いて言えば、携帯電話はすぐに圏外です。

 

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船からの夕日は素晴らしいですよね。
 
写真を撮るのを忘れましたが、今は雑魚寝ではないです。
一番安いクラスでもカプセルホテルのようなプライバシーがあるスペースで
快適です。
部屋で本を読んでると知らぬ間に寝てしまいました。