『ガンジス河でバタフライ』読みました | 聖地への旅 国立市の旅行会社カイラス

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たかのてるこさん著書『ガンジス河でバタフライ』を読みましたので、ご紹介します✨✨





平成14年(2002年)に発刊されており、また、長澤まさみさん主演でドラマ化もされているようなので、もうご存知の方も多いかもしれませんね。

著者の、たかのさんは、1971年生まれの方。

大学時代、就職活動を前にインドに1人旅行されており、その時の弾けた旅行記が本書です。


※写真は、YouTubeカイラス旅チャンネルより

ガンジス河の沐浴風景






聖なる河ガンジスでの沐浴は有名ですが、
日本人にはなかなかハードルが高く、
「沐浴した」というだけでも「おお〜✨✨」っていう感じになるのに、沐浴だけでなく、
ガンジス河にダイブして、インド人のギャラリーの前でバタフライまで披露してしまう、たかのさん笑い泣き


「全国の人がイメージする典型的な大阪人」ということもあり、めちゃくちゃノリが良く、書きっぷりも楽しいです爆笑


本書ではまずプロローグ的に、最初の1人旅行、香港・シンガポール編から始まるのですが、やっぱり後半のインド編が圧倒的に面白いです。


彼女の旅の仕方は、日にち指定無しの格安航空券の往復チケット✈️だけを買って海外に飛び、帰る日を決めない、気ままな旅✨
資金が底を尽きたり、「帰りたい」という気持ちが芽生えたら帰る、という、ほんまもんの
「旅人」スタイル。


帰国時は、「今晩の便で帰る‼️」みたいな感じでした。


心配性で、ついガチガチに調べて計画を練ってしまう私とは真逆、、、。ガーン汗汗


お店に入ってメニューが分からなくても、「あの人と同じの食べたい」と伝えてオーダーしちゃう。
さらに、隣の方に声かけて、「それ美味しいの?」「どうやって食べるの?」と、身振り手振りのコミュニケーションですぐに仲良くなっちゃうタイプの方。 


ある種の才能ですね。。。チュー



作中では数々のおもしろインド人が登場しますが、たかのさんご自身も面白すぎて、終始圧倒されっぱなしでした。


ただ、少し怖いなと思うシーンもありました。
真夜中の12時発の電車を待って、無人の真っ暗な田舎駅に1人でいたところ、「危ないから車に乗りなさい」と言ってくれた現地男性の車に乗り込み、彼のお家までいきます。。。ガーン

結果、その男性は、本気で心配してくれた優しい人で、彼の家は大家族で、急な来客なのに歓迎してもらい、とっても仲良くなって大円団でその章は終わるのですが、、

いい人たちでホントに良かった。。。💧💧


大らかな、たかのさんも、当初は俗に言う
「インドタイム🇮🇳」に悩まされたらしく、
「レストランでトーストを注文しても1時間は待たされる、なんてこともインドではザラ」と書いておられます。

最初は苛立って、店主に文句を言ったこともあったそうですが、店主もまったく悪びれることもないらしく、徐々に、
「インドで急ぐことはやめよう」
「この国で急ごうとすること自体が間違いだ」と気付き、のんびり構えることにしたそうです。

面白いエピソードや驚きのエピソードの合間に、ふとインド人の宗教観などが垣間見られるのも面白いです。


前述したように、帰国日を決めない気ままなインド旅を続ける、たかのさんですが、
どのように帰国を決めるのか、または帰国せずにエンドレスインドも有りなのか??

旅の面白さだけでなく、このあたりも注目して後半読むのもオススメです。





とっても面白く読了し、たかのてるこさんご自身にも興味を持ちました。

たかのさんは、今でも旅されているのかしら。。。
どんな旅をされてるんだろう✨✨✨

「たかのさんのその後」が気になって、YouTubeを見たところ、女優の長澤まさみさんとのトーク音源があり、つい聴いてしまいました。

そしたら、、

たかのさん、初ハワイでハマってしまって、ハワイに夢中🌺になっておられました笑い泣き
インド….


明るく元気のいいサバサバした話ぶりで、本の印象そのままでした✨


ではではクローバークローバー


2024年2月4日(日)
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