カイラスブログのマロンです
東京・丸の内の出光美術館にて、
「尾形乾山生誕360年
琳派のやきもの」展
を鑑賞してきました❣️
東京・丸の内の出光美術館にて、
「尾形乾山生誕360年
琳派のやきもの」展
を鑑賞してきました❣️
出光美術館は、帝劇ビルの9階です。
出光興産の創業者、出光佐三さんが70年かけてコレクションされたものが、展示・公開されています。
東洋古美術が主な収蔵品になるようです。
今回の尾形乾山、大好きなので楽しみにきました
琳派の作品は、華やかで洗練されたデザインが多いので、現代の目線でみても素敵
分かりやすいと思います。
館内撮影禁止なので、お写真はパンフレットより。
乾山の作品は、デザイン性が高いですよね✨
実家は京都の裕福な呉服屋さんとの事で、幼い頃から洗練されたデザインに囲まれて育ったのだとか。
乾山が中心ですが、琳派も扱っているので、野々村仁清や尾形光琳、本阿弥光悦の作品もありました。
豪華
こちらの作品はとても印象に残った作品だったので、パンフレットに写真が載っていて嬉しいです
絵は尾形光琳作で、器が乾山作。
日本画家として有名な尾形光琳は、乾山のお兄さんなんですよね。
なので、贅沢な兄弟合作ということになります
実物を見ると、光琳の画力がすごいです。
とはいえ、作品の全体としては作陶としての乾山の作風も負けていなくて、良いバランスで印象に残りました。
兄弟仲、良かったんでしょうね
乾山の「書」もありましたが、丸みを帯びた優しい書だったのも印象に残りました。
休憩スペースからの景色は好きです
皇居がみえてますね。
(お水サービスがなくなっていたのは残念!)
琳派の世界を堪能できました
余談になりますが、、
昨年の夏、京都の有名な老舗料亭で、かなり奮発してお食事したところ、お料理ももちろんですが器がとても素敵でした。
最後にでてきたデザートの器も小ぶりで可愛らしく、食べ終わってそっと器の裏をみたところ、、
乾山のサインがあり、「まさか??」とびっくりしてしまいました
担当してくださっていた年配の女性スタッフに尋ねると、あっさり、
「はい、尾形乾山の作でございます」と
たまたま器の裏をみて気付きましたが、言われなければ知らないままでした。
京都の料亭、おそるべし、と思いました
器も、大事に使われてこそ。
乾山も望んだ本来の姿なのかもしれませんね
会期は、7/23(日)までです。
ではでは