昨日の授業は、1時間目。しかも、自分の街から
30分ほどの学校のため、6時45分に起床。外は
まだ真っ暗闇。星が輝いています。
市内のミニバスに乗り込むと、同乗してきたおば
さんが運転手に尋ねました。「これ始発よね?」
「いやいや、7時25分が1番目のバスで、これは
2番目ですよ。」
そして、運転手さん、隣のお客さんと話を続けます。
「始発の運転する時は、まだ星と月が輝いているか
らね~。」
うんうん、私も見ましたよ。今日、その光景。でも、
こちらの小学生と高校生は、みんな、毎日そんな
暗闇の中、もぞもぞ起き出して、学校への準備を
しているのです。ちなみに、中学生はお昼過ぎか
ら登校。社長出勤より、もっとのんびりです。まあ、
家でお手伝いをするため、早起きしている子もいる
ことでしょう。
いつもは、6、7年生に向けての授業ですが、昨日
は8年生のクラスでした。きっと、しらけた感じにな
るだろうな~。なんて、思っていたものの、なんと
嬉しいことに、とても真剣に耳を傾けてくれました。
そして、鶴を折る際も、みな夢中になって、女の子
も男の子も一生懸命。もちろん、全員上手に完成
させました。
それもそのはず、授業の後、男の子が率先して、
ノートを破って、ヨットやら、カッコウやら、飛行機
やら、次々作ってくれるではないですか!!
それらに、女の子が「私たちの名前を忘れないな
いでね。」とクラス全員の名前を書いてくれました。
前にも書いたけれど、こちらキルギスの学校、1年
生から11年生までクラスメイトがずーっと一緒なの
です。本当に兄弟姉妹のように、仲が良い。
「また来て授業をしてね。」と嬉しい言葉とともに、
心こもったおくりものを持たせてくれました。
クラスのムードメーカー的な女の子が、突然「ジャム
好きですか?」と聞いてきます。「うん、好きだけど。」
まわりの子らも、なにを聞き出すのか…とあっけにと
られています。困った彼女、「じゃあ、お菓子は?」
「うん、それも好き。」と答えると、「それじゃあ!!」と、コ
ートからひとつチョコを取り出し、くれたのでした。
他の学校でもそうだけれど、はるばるやって来たと
知ると、なにかをあげようという気持ちになるような
のです。キルギスの『もてなし精神』は子供の頃か
ら、すでに育まれているようです。
おくりもの、全作品。
ぱたぱた動く、カッコウ。
ヨット、大小。サイン入り。


