堕落のセラフ。 | 屑星を箱に。

屑星を箱に。

詩を仕舞う場所。

ノア観たよー。

その感想でも書いてみようかね。

んー。

とりあえず、簡潔にまとめると旧約聖書の創世記をかいつまんだ感じだった。

世界の誕生と、生命の誕生。
人間の最初の罪と、同胞殺し。

そして、慈悲。

色々と省略されてたけど、大体は聖書を忠実に読んでいるような。

んで、作中に出てくる「番人-ウォッチャー-」。

私はこの番人に感情移入して泣いた。

番人って、堕天使でしょうや。
元が光だったってことは、最初の光になった最上級ランクの熾天使。

神の右腕って言われるミカエルと同じですよ。

つまりは、ルシファーと共に堕落の印をおされた天使達を示唆してるんだろうなって。

神の命令で人間を見守る為に遣わされた熾天使達(ウォッチャーっていうのはここからきてると思われ)。
禁断の実を食べたことで、人間が楽園を追放された後も、命令通りに人間を正しい方向に手助け(多分、元は啓示とかそういうのを)したことで無謀とされて翼を奪われた哀れな存在。

神に裏切られたと叫ぶ一方。
神の御遣いであるノアの力に触れて協力する。

堕天した後も役目を全うしようとする忠誠心と、神への信仰心。
その想いが決して報われない虚しさ。

命令自体がカルマのように巡っているのを実感して、涙が零れた。

戦いの中で、番人達は光を閉ざされた泥から解放されて神の元に戻って行く。

あれだけ祈り、縋り、渇望した神が、罪を赦すのは、そのときでしかないのかって。
悔しかった。

人間は別にいいさ。
最初の罪を犯した子孫の末裔だもの。

償うのは当たり前だし、カインのように神に祈ることを止めた人間が問われるのは仕方ない。

でも、熾天使達は神の命令に従って逆らわないように創られたんだから、理不尽すぎる。

…って。
映画の上映中に憤慨しつつ、一人でぼろ泣きしていました。

近くに誰もいなかったからバレなかったけど。
端から見たら、よくわからないとこで泣いてる変な人だったでしょうね。

そんなこんな。
私には、あまり好きになれそうにない話でした。

「すべてのものに慈悲を」。

どこが…?

そう思うことが、カイン(罪人)である証なんでしょうかね。

……


そういえば。
一応は注釈みたいなの入れてますが、この説明で伝わる人いるのかな。

あと、映画の感想とも違うようなw←