バロックフルート練習中! -3ページ目

バロックフルート練習中!

フルート初心者がバロックフルート(トラヴェルソ)と戯れる日々の雑記。

バロックフルートとモダンフルートの違いはいろいろあります。
バロックフルートがD管であったり、音量が小さかったり、演奏不可能なトリルがあったり‥。
もちろん音色も異なっていて、バロックフルートはモダンより柔らかい音がします。

でも、多少の違いがあったとしても、わざわざトラヴェルソを吹かなければならないほどの違いではありません。いちおうモダンの楽器も持っていますが、比べてみるとモダンのほうが吹きやすいんですよ、当たり前ですが。


ただ、先日トラヴェルソを吹いていて実感したことがありまして、調性による音色の差はモダンに対するアドバンテージになると思いました。

トラヴェルソはFの音が不安定でして、D dur → D moll になると違いがクッキリ現れてくるんです。明朗に響くFisの音に比べて、Fの音は後ろ向きの音色になってしまうんです。

そのため、長調から短調に変化した時の音色の差は想像以上の演奏効果となり、それだけで音楽が生き生きとしてくるんですね。楽譜通りに演奏するだけでニュアンスが付いてくる、という素晴らしい楽器です。


バロック音楽というと退屈な印象をお持ちの方も多いでしょうが、退屈な理由のひとつが調性感の無視だと思うんです。モダンフルートだと、どの調でも似た響きになってしまう。そもそもD管からC管に変わってる以上、調性感も糞もない話ですが。

なので、モダン楽器でバロック音楽を吹く場合には、当時の調性感を再現して吹けば面白くなるんじゃないかなぁ、と思います。

モダンとバロックとでは根本的な音色が異なる以上、ノンビブラートなどの表面的なことをマネしても上手くいかないかもしれません。でも、調性感による響きの違いはバロックには必須です。モダンピッチのプラヴェルソならば3万円で買えるので、レッスン代代わりに体験するのも悪くないと思います。
前々からレッスンのたびに「ブレス個所は決めたほうがいいですよ」と言われつつ、放置したまま1か月。そろそろ音楽を表現する余裕が生まれてきたので、ブレスのタイミングを考えてみました。


ブレスの基準は知らないので、フレーズの境目にブレス記号を書き込み。
それでも息が持たないところは、フレーズの途中にも小さなブレス記号を。


ブレスを決めてからもう一度吹いてみると、びっくり。


音楽が流れるではありませんか。


ブレス個所が明確になると、フレーズ後半での息切れも少なくなりました。


今まで適当に吹いてきたけど、やっぱりちゃんと考えるべきなんだなぁと反省しました。
音程が気になってきた今日この頃。

長い音符が減衰するにつれて音程も下がってしまうので、曲の最後で和声が崩れるという素晴らしい音楽になっております。


たぶん息の向きを変えて音程を逆補正するんだろうけど、もともと高めの音程で吹いている個所では限界なんですよね。特に低いファ♯の音はノーマルだと低いので、普段から高めに狙っているわけで。

ロングトーンならばきれいな音程で吹けている感じがしますが、音の終端の処理は難しいですね。