![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
■ …… ■
先日、飲食店で食事が終わって手にした塵紙の箱の「ティシュ」という表記に、不図、目が留まりました。ある記憶が一気に蘇りました〔ティシュ、ティシュー、ティッシュは色文字にしました〕。
■ …… ■
10年以上前のことです。テレビで、ある製紙会社の女性社員が言いました。
一般的には “ティッシュ” と言っているようですが、弊社では “ティシュー” です。箱にも書いてあります。
■ …… ■
「ティッシュは間違いである」とは言わなかったものの、「正しい言い方は ティシューである」と言われたような気がしたことを覚えています。
■ …… ■
では何故、ティシューではなくティッシュが流布しているのか。そんなことを追求することもなく、英語tissueの訳語としては、ティシュー、ティッシュの二通りがあるといったことが記憶に残りました。そこへ、最近、飲食店においてティシュ〔註〕との遭遇があったのでした。
〔註〕
『広辞苑』の「ティッシュ-ペーパー【tissue paper】」の語義説明の中に
「ティシュ-ペーパー」という表記がありました。
■ …… ■
余りにも遅ればせながら、手元の国語辞典を開いてみました。『広辞苑』『デジタル大辞泉』『明鏡国語辞典』などでは、「ティッシュ-ペーパー」が基本になっていました。これは、一般に流布している「ティッシュ」の反映とみても良いように思われました。あるいは逆に、一般に流布している「ティッシュ」という表現は国語辞典に則っている、という言い方も出来るような気がします。
■ …… ■
前項のような実情はあるにしても、tissueには、知る限りでは、ティシュ、ティシュー、ティッシュの三通りの訳語が存在するというのが、現時点での結論と言えば結論です〔tissueを用いた用語は他にもあるようですが、本稿では、“tissue paper” における “tissue” についてのみ述べました〕。なお、以下は蛇足です。
■ …… ■
訳語と言えば、中学か高校の国語の時間に、
「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」
という明治時代の川柳が紹介されたことを覚えています。ドイツの世界的文学者名 “ゲーテ(Goethe)” には、古くはギョエテをはじめ数十種類の訳語が流布していたというエピソードです〔委細は割愛します〕。 ドイツ語の日本語訳は、特に難しいようです。
**以下に『広辞苑』を引用させて頂きました。**
『広辞苑』第七版
ティッシュ-ペーパー【tissue paper】
薄く柔らかい紙。化粧紙・塵紙などに用いる。また、本の挿絵の上に挟んだり美術品の包装に使ったりする。ティシュ-ペーパー。ティッシュ。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
===========================================
◆当ブログにおける文章・画像の無断転載はご遠慮ください。
===========================================
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない 宮沢賢治」
===========================================


